アナリティクス

2013年1月12日土曜日

黒田節

越天楽のメロディに歌詞を当てはめた曲を、
越天楽今様(えてんらくいまよう)という。

福岡の民謡「黒田節」はそのひとつ。
「酒は呑め呑め~」という歌詞は、
黒田氏の武将母里友信が福島正則に
「飲み干せば何でも褒美を取らす」と
大盃に注がれた酒を勧められて見事飲み干し、
約束通り正則自慢の槍(日本号)を貰い受けた
という逸話に基づいている。

そして黒田節を踊るのは「黒田節ロボット」である。

2013年1月11日金曜日

越天楽 ゴー,ゴー

ザ・スパイダースが1965年に
越天楽 ゴー,ゴー」というシングル盤を出している。
かなりカッコいい。

神楽笛

神楽笛(かぐらぶえ)は、
数少ない日本固有の楽器のひとつ。
龍笛(りゅうてき)より少し低い音を出す。

2013年1月10日木曜日

デジタル・タンプーラ


インドのハルモニウム

ハルモニウムはフランスで誕生した楽器だが、
インドで改造されて今も使われている。

インドの楽器はどれも床に座って演奏するので、
みんなと一緒に床に座って演奏できるように、
フランスのハルモニウムの足の部分を取り去り
床起き式にしたのがインドのハルモニウムである。

小型鍵盤を採用、ふいごは左手で操作し、
右手でメロディを演奏する。
ドローンを発するものもある。

2013年1月9日水曜日

ヘビ使い

ヘビ使いのビデオを見た日の夜、
ヘビの夢を見た。

藪に入るとヘビがいる。
よく見るとウヨウヨヘビがいる。
私は木に登って地面に降りることができない。
気付くと左手に細いヘビが巻き付いている。
はがそうとするがはがれない。
ヘビがこちらに首を伸ばしてくる。
そこで目が覚めた。

ヘビ使いが使う楽器をプーンギ(Pungi)という。
胴の部分が膨らんでいるあれだ。
メロディを奏でる管のほかに、
ドローンを発する管が付いている。
インドでドローンは欠かせないようだ。

雅楽の楽器

●管楽器
・笙(しょう)
・篳篥(ひちりき)
・龍笛(りゅうてき)

●打楽器
・羯鼓(かっこ)
・釣太鼓(つりだいこ)
・釣鉦鼓(つりじょうこ)

●弦楽器
・琵琶(びわ)
・筝(そう)

2013年1月8日火曜日

音楽鑑賞

複数の音楽を同時に鑑賞することはできない。

2013年1月5日土曜日

シャーナイ

シャーナイ(Shahnai)はインドの管楽器。
縦長でチャルメラのような音がする。

葦でできたダブルリードを使うらしい。
雅楽の篳篥(ひちりき)と同じだ。

越天楽のリズム

聴いているだけでは分からないこの譜割。

2013年1月4日金曜日

アヌーシュカ・シャンカール

シタールの音も聴きなれると、
なかなか良いものだ。
アヌーシュカ・シャンカールは
ラヴィ・シャンカールの娘である。

2013年1月1日火曜日

明けましておめでとう

「明けましておめでとう」と、
今年最初に声を出して挨拶をした相手は、
金魚のミントであった。
家族は実家に遊びに行っているのである。
ミントはのけぞるようにしてエサを食べた。

2012年12月31日月曜日

風呂で聴く

湯船につかって音楽を聴くのが好きだ。
最近のお気に入りは
「雅楽『越天楽(えてんらく)』三調」というCDである。

音取(ねとり)という調子合わせが終わると、
越天楽の笛の音が始まる。
1000年前から変わらない、
ゆっくりとした音楽が風呂場に鳴り響く。

家の風呂から越天楽が聞こえてくることを
妻は嫌がっているようである。

文化

【文化】
人間が自然に手を加えて形成してきた物心両面の成果。
衣食住をはじめ技術・学問・芸術・道徳・
宗教・政治など生活形成の様式と内容を含む。
文明とほぼ同義に用いられることが多いが、
西洋では人間の精神的生活にかかわるものを
文化と呼び、文明と区別する。
(広辞苑)

2012年12月29日土曜日

国風歌舞

国風歌舞(くにぶりのうたまい)

外来の楽器や舞がもたらされる以前の、
古代日本の楽曲のこと。

神楽歌(かぐらうた)
・大和歌(やまとうた)
・誄歌(るいか)
・東遊(あずまあそび)
・久米歌(くめうた)
・大歌(おおうた)

日本の楽器の音を聴く

下記「楽器編」の下の「楽器図鑑」で、
日本の楽器の音を聴くことができる。
和琴(わごん)もある。

文化デジタルライブラリー
日本の伝統音楽」>「楽器編

神楽歌

数少ない日本起源の楽器
「和琴(わごん)」と「笏拍子(しゃくびょうし)」の
音を聴くことのできる映像。
和琴の音色の何と優雅で贅沢なことか。
「神楽歌」(13分24秒から)

2012年12月28日金曜日

篳篥(ひちりき)

篳篥(ひちりき)は雅楽において
主旋律を担当する、音の大きな楽器だが、
形状はびっくりするほど小さい。
長さ18cmほどである。

雅楽の好き嫌いは、篳篥の音の好き嫌いに
大いに左右されるように思う。
雅楽において篳篥の重用を決めた人は
決断力のある人だったに違いない。

ちなみに、清少納言は篳篥の音が嫌いだったそうだ。

2012年12月27日木曜日

「KAGE」

新曲「KAGE」が完成した。

琴と箏

柱(じ)のあるのが筝(そう)、
柱のないのが琴(きん)。
現在はどちらもコトと呼ばれる。

2012年12月26日水曜日

和琴(わごん)

日本に古くからある楽器のほとんどは、
大陸から伝わってきたものであるが、
和琴(わごん)は日本起源の楽器である。
とても古い楽器で、古墳時代の埴輪に
和琴を演奏するものがあるそうだ。

和琴は雅楽で用いられる。
弦が6本しかないので、
華麗な旋律を弾くのは難しいであろう。

ルーアン

中国では阮(ruan)という月琴に似た弦楽器が
よく演奏されているようだ。
小阮・中阮・大阮・低音阮の4種類がある。

阮のボディは月琴のように丸いが、
ネックにはピーパーのようにフレットがたくさんあって、
半音階が演奏できるものと思われる。
4弦だが演奏法はギターに近い。

現在の中国では、弦楽器として、
琵琶(ピーパー)と阮(ルーアン)が、
よく使われる楽器としてあるようだ。

2012年12月25日火曜日

計算式

= * -

2012年12月23日日曜日

厄落し

「厄落し」
厄難をはらい落すため、神仏に参ったり
金銭をそっと捨てたりすること。
(広辞苑)

金銭をそっと捨てる、というのは知らなかった。
この間、ごみ処理場で1千万円の札束が
捨てられていたのが見つかったが、
だれかが厄落しのために捨てたのかもしれない。
よっぽど大きな厄難を抱えていたのだろう。

ダブル・フォールト

今年最後のテニスの試合は、
私のダブル・フォールトで終わった。
がっくり。

ディジュリドゥとタンプーラ

ディジュリドゥはアボリジニの伝統的な管楽器である。
「ビヨービヨー」という低い音を
循環呼吸で切れ目なしに延々と出す。
音色はうねるように変化するが、音程はほぼ一定。
タンプーラとそっくりなのである。

ディジュリドゥは管のドローン、
タンプーラは弦のドローンである。

2012年12月22日土曜日

楽琵琶

雅楽で使われる大ぶりの琵琶を
「楽琵琶(がくびわ)」という。

越天楽でも楽琵琶が使われているが、
その音数の少なさといったら天下一品。
「ベン!」と一打入魂なのである。

ウードとリュート

ヨーロッパの「リュート」という楽器は、
アラビアの「ウード」から派生したそうだ。

リュートとウードは形状がそっくりだが、
大きく違うのはフレットの有無である。
リュートにはフレットがあるがウードにはない。
大雑把に言えば、ウードにフレットを取り付けたのが、
リュートと言っていいかもしれない。

リュートはヨーロッパの楽器であるから、
12音階で演奏される。
ゆえにフレットが付いていても問題ない。

一方、ウードはアラビア音楽を演奏する。
アラビア音楽は12音階では割り切れない
微妙な音程を使う。
フレットを付けてしまうとその微妙な音程を
表現しづらくなるのである。
ゆえにフレットなしのまま現在に至っていると考える。

2012年12月21日金曜日

バルバット

バルバット(古代ペルシャ)
   → ピパ(中国) → 琵琶(日本)
              → ティバ(ベトナム)

バルバット(古代ペルシャ)
   → ウード(アラビア) → リュート(ヨーロッパ)

ピパとピーパー

日本: 琵琶(ビワ)
中国: 琵琶 pipa(ピパ) → (ピーパー)
ベトナム: ty ba(ティバ)

中国の琵琶は進化している。

唐時代: 4弦5柱(撥)
清時代: 4弦14フレット(義甲)
1950年代以降: 4弦31フレット(爪/義爪)

現在の4弦31フレットの琵琶は
ピーパーと呼ばれる。
半音階を出せる。

真ん中のペダル

中2の娘が終業式で校歌のピアノ伴奏をした。
緊張して演奏を始めると、なぜか音が伸びない。
おかしい。

本人が足元を見ると、真ん中のペダルを踏んでいる。
ソステヌートペダルである。
すかさずダンパーペダルに踏みかえ、
あとは最後まで何とか乗り切った。

2012年12月20日木曜日

「KABE」

新曲「KABE」が完成した。

琵琶の進化

日本の琵琶も中国の琵琶も、
弦の数は4本が標準である。
しかし、フレットの数が違う。
日本の琵琶はフレットが4つ(4柱)~5つ(5柱)だが、
中国の琵琶にはフレットがたくさん付いている。

日本の琵琶はもともと中国から伝わったものである。
中国では多フレットに進化したものが、
日本では少フレットのまま生き延びたのだろうか。

茉莉花


「茉莉花(マツリカ)」は、中国の有名な民謡。
ジャスミンとも呼ばれる。
日本にも江戸時代に長崎経由で清から伝わった。

清朝から日本に伝わった音楽を、清楽(しんがく)という。
清楽は軽妙な通俗音楽が多い。

明朝からに日本に伝わった音楽を、明楽(みんがく)という。
明楽は明朝時代の荘重な廟堂音楽ないし雅楽で、
仏教の声明(しょうみょう)に器楽演奏を加えたような、
力強く荘重な音楽である。

2012年12月19日水曜日

歓声

家でアドリブの練習をしていたら、
「イェー!」という歓声が聞こえたので、
驚いて演奏をやめると、
そこには誰もいないのであった。
でも、確かに聞こえた。

2012年12月18日火曜日

タンプーラのフレーズ

タンプーラのフレーズ例。

2012年12月17日月曜日

茶道

茶道は日常生活の俗事の中に在する
美しきものを崇拝することに基づく
一種の儀式であって、
純粋と調和、相互愛の神秘、
社会秩序のローマン主義を
諄々と教えるものである。

茶道の要義は「不完全なもの」を崇拝するにある。
いわゆる人生というこの不可解なもののうちに、
何か可能なものを成就しようとする
やさしい企てであるから。

(岡倉覚三)

琴柱に膠す

琴柱(ことじ)に膠(にかわ)す

琴柱を膠で固定すれば、
調子を変化させることができないことから、
融通の利かないことをたとえていう。
(広辞苑)

2012年12月16日日曜日

ドローン

シタール奏者のラヴィ・シャンカールが
トリオで演奏している映像がある。
「シタール」「タンプーラ」「タブラ」という
3つの楽器による編成である。

ここで使われているタンプーラという楽器が面白い。
4弦で形はシタールに似ているが、
フレットや指板がないのである。
いつも解放弦をつま弾くだけで演奏する。
セットされている音程は単純だ。

第 1弦:G
第 2弦:C
第 3弦:C
第 4弦:C(Lower)

ルート音と5度の音だけを、
ずーっと「ビヨーン、ビヨーン」と鳴らしていて、
これをドローンと呼ぶらしいが、
その通奏低音のようなドローンの上に、
シタールがメロディを乗せて聞かせるというわけだ。

音楽はタンプーラの音程にしばられていて、
西洋音楽でいうところの転調はできない。
永遠に続くような曲想が多いのは、
ドローンにしばられているからであろう。

2012年12月15日土曜日

「越天楽」の笙


「越天楽」笙の譜面、あたま4小節。
これには驚いた。

ぼう (レミラシミファ#)
一    (シレミラシファ#)
乙    (ミラシレミファ#)
乙    (ミラシレミファ#)

( )内の構成音は低い音から。

MIDI規格

ローランドの創業者、梯郁太郎氏(82歳)が、
グラミー賞技術賞を受賞した。
デイブ・スミス氏と連名での受賞。
1983年に「MIDI規格」を作った功績が認められた。

MIDI規格は、規格が発表された30年前と、
ほとんど変わっていないと思う。
30年前の楽器やシーケンサーが、
今も楽々接続できるのは本当にありがたい。
規格はコロコロ変えるものでない。

2012年12月14日金曜日

タンプーラの調弦


第 1弦:G(5)
第 2弦:C(8)
第 3弦:C(8)
第 4弦:C(1)

シタールの調弦

(旋律弦)
第1弦:F(Lower)
第2弦:C(Lower)
第3弦:G(Lower)
第4弦:C(Double Lower)
第5弦:G(Lower)
第6弦:C
第7弦:C(Upper)

(共鳴弦)
第 1弦:C
第 2弦:B
第 3弦:C
第 4弦:D
第 5弦:E
第 6弦:E
第 7弦:F
第 8弦:G
第 9弦:A♭
第10弦:B
第11弦:C
第12弦:D
第13弦:E

---
(Raga yaman旋律弦)
第 1弦:G
第 2弦:D
第 3弦:F#
第 4弦:A#
第 5弦:D
第 6弦:D

2012年12月13日木曜日

シャンカールの娘たち

ノラ・ジョーンズはインド生まれのシタール奏者、
ラヴィ・シャンカールの娘である。
Wurlitzerを弾きながら歌う姿はなかなか魅力的だ。
Fender Mustangを弾きながら歌ったりもする。
ジャズというよりはカントリーな感じが強い。

もうひとりの娘はシタール奏者の
アヌーシュカ・シャンカール。
彼女もまた魅力的な女性である。
床に座ってシタールを演奏するである。

2012年12月12日水曜日

ギター

いい楽器を弾くのは楽しい。
弾きやすい上に、音がいいからだ。

久しぶりにフルアコを取り出して弾いてみた。
Gibson ES-175である。
オーディオ・システムで鳴らしても、
結構いい音がするのである。
フルアコならではの枯れた音が聴こえてくる。

しばらくギターを弾くのは止めていたが、
こんなの楽しいのだから再開することにしよう。

2012年12月9日日曜日

「KAKI」

新曲「KAKI」が完成した。

2012年12月6日木曜日

狂狷

【狂狷】きょうけん
[論語子路] 理想に走り、かたくななこと。
(広辞苑)

2012年12月5日水曜日

ストレッチ

風呂を出た後のストレッチは、
気持ちのいいものだ。
風呂の中で温まって、
ストレッチで〆るのである。

ストレッチをしている最中も気持ちがいいが、
日ごろの身体の動きもなめらかになる気がする。
ちょっと若返った感じなのである。
体重を減らし、身体も柔軟になれば、
生きていくのが楽になりそうである。

ヘッドバンギング

金魚のミントは病気が治ったら、
私の姿を見るたびにエサを催促するようになった。
右に行ったり左に行ったりたいへんなスピードで泳いだり、
こちらを見ながらヘッドバンギングするのである。
といっても頭を左右に振るのであるから、
正確にはヘッドバンギングとは言えないかもしれない。

エサを食べるときの勢いもすごい。
水面から頭を突き出してバチャバチャバチャバチャと
一度に10粒ぐらい口に入れているのではないか。

健康な金魚はこんなにも元気なのである。
金魚の水槽は清潔に保つことが大切である。

2012年12月4日火曜日

正大精深

正大精深。

2012年12月1日土曜日

ソノ作


「2012年12月1日」
街路樹の銀杏は秋に彩りて
黄金の色映えて美し

野辺に咲くあわだち草は群れて咲く
黄の花重く風に波打つ

人として価値うすれゆく老齢も
進歩する世に未来を憂う

今宵又救急車の音暗を行く
如何なる人ぞ我身重ねて

野を行けば華やかに見る花なれど
哀愁ひそむ曼珠沙華かな

老集い打明け話に泣き笑う
同じ悩みに心開きぬ

此の世には悔もなければ未練なく
されど薬を感謝して飲む

今日も又行方不明の探索に
防災藤沢拡大に渡る

着飾りし物もなければ我がひと世
せめて歌でも残し逝かんと



「2011年11月26日」
平凡は幸せなりと思う時
人情に生き恩恵を思う

日米の女子バレーの接戦に
年を忘れた拳握りて

資源ゴミ古き衣類すてましよか
又捨て切れずソツト仕舞いぬ

米二斗で戦時に求めしこの箪笥
我が身と共に色褪せて老ゆ

赤き衣をまといし小さきワンちやんを
連れて行く人の幸せな顔

日々に見る秋本番の山々は
紅葉の錦色勝りけり

小春日よ縁に一人の日向ぼこ
何時しかわたし別世界なり

今の世になりても見る飛行機に
追われ逃げても追駆けらる夢

久し振り友に逢えたる嬉しさに
皺寄せ合いて青春語るも

行きづりに見た様な人と見返れば
彼の女(ひと)も又振り返りたり


「2010年11月13日」
今日の日は菊花薫れる明治節
教育勅語の代代(よよ)は遠けり

惜しまれて名声残して引退と
二葉百合子よ岸壁の母

早朝に木々を巡りて山鳩よ
悩みあるがに切々と啼く

育てたる木や花達よ嘆くらん
為す術もなき異常気象に

五才児の赤いリボンの曾孫来て
泣いて笑ってしばしアイドル

紅葉に錦織りなす絶景に
テレビの画面に心奪わる

澄み渡る秋空の中に浮雲は
蒸しパンと見る食欲の秋

小春日を喜び合える秋の蝶
睦みては舞う今日を名残りつ

百円に満たざる額で届く文
参枚綴りを味わいて読む

足に蚊がジツト見るなり赤くなり
ポトッと落ちしどちらも変ネ


「2009年11月14日」
天高くあくまで蒼き秋空に
白雲一点又絶景かな

お隣りもお向かいさんも我が家も
菊花薫りぬ今日文化の日

小春日を喜び舞える秋の蝶
何時しか消えぬ秋を名残りつ

交差点青待ち居ればチヤイム鳴り
そぞろ気の急く秋の黄昏

空襲に逃げ惑いたる夢の中
六十四年今も去らざる

浪曲に涙で聞きし三十分
今も世に泣く原爆の母

午前四時バイクの音に目覚めたる
ダダダ足音朝刊届く

靴墨の匂い懐し妻の座に
励みし昔磨きたる靴

白髪に深き皺々母譲り
よくも似たりし猫背なりしも

昼下がりトボトボと行く老い猫に
哀れさを見る我身重ねて


「2008年11月」
Tさん今日は目出度い誕生会
和気藹藹にM家の宴
(長生きしてネ)

花屋さん色気競いて咲く小菊
いづれ劣らぬ花の青春

みんな留守水団作りシミジミと
戦時の膳貧しさを思う

病院の控え室の大半は
後期高齢戦時知る人

有難う済まないネとは老い行けば
一歩譲りし常識ならんや

銀杏の葉は蝶舞う如く散り初めし
手に受けて見る黄金の色

豆腐屋はラッパの音色懐しも
哀調引きて黄昏を行く

勢一杯紅染めて散る紅葉には
又来る春のあるもねたまし


「2007年11月」
誕生会祝われる人祝う人
喜び分つM家の宴

八十の坂越え来て日々のつれづれに
拙なき歌を点す灯火

鈴なりの柿存分にいたゞきて
梢に一つ残し仰げる

光浴び庭に咲きたるつわぶきの
色艶めきて緑の花

満点の空は今宵は十三夜
届けて見たい我が心かな

庭に生う木々達ヒソと我が暮し
見知りてあらん四季の巡りに

亡き姉の形見の品戴きて
その移り香に再び涙

2012年11月28日水曜日

ZEN

新曲「ZEN」が完成した。

2012年11月26日月曜日

初冬の野菜

白菜、ネギ、大根、ホウレンソウ、
チンゲン菜が旬である。

2012年11月24日土曜日

風呂の中で思い出すこと

山口百恵が中三トリオと言われていた頃、
雑誌にインタビューが載っていた。

(質問)
お風呂に入っていちばん最初に洗うのはどこですか?

(山口百恵)
首です。

これを読んでからしばらくの間、
自分はどこから洗い始めるべきか、
妙に意識するようになって変だったのである。

2012年11月23日金曜日

垂の書き順

横横横
縦縦横
縦横

2012年11月21日水曜日

夏目漱石と酒

夏目漱石が胃弱だったことは有名である。

落花生に砂糖をまぶしたもの、
羊羹、アイスクリームなどが好物だったらしい。
甘いものを食べ過ぎて
胃を悪くしたという説があるくらいだ。

酒はほとんど飲まなかったようである。

2012年11月20日火曜日

パンク・ロック

イギリスが不況だったころ、
仕事のない若者たちの間でパンク・ロックが流行った。

いま、日本の若者に仕事が足りないらしい。
彼らの間で何が流行っているのだろうか。

2012年11月19日月曜日

ゴロ

(ブデネトセプア)

(ネイトア)

(インドシナ半島)
ベトナム、ラオス、カンボジア
タイに、ミャンマー、(バングラディシュ)

(スカンジナビア半島)
ノルウェー、スウェーデン、フィンランド

(バルト三国)
エストニア、ラトビア、リトアニア

(日本の歴史)
飛鳥、奈良、平安
鎌倉、室町、安土、江戸

2012年11月17日土曜日

ジオラバー


















カウンターには、常時4種類の列車が走っている。

2012年11月16日金曜日

両手打ちでスピードを出す

テニスの両手打ちバックハンド・ストロークで
スピードのあるボールを打つためには、
「左手の肘を伸ばす」必要がある。

2012年11月15日木曜日

円安、株高

野田佳彦首相が衆議院の解散を宣言し、
選挙後、政権が民主党から自民党に
交代する可能性が高くなった。

安倍晋三自民党総裁は述べた。
・デフレを脱却する
・2~3%をインフレ目標とする
・目標達成まで無期限で金融緩和を行う
・マイナス金利にするぐらいのことをすべき

これに市場が反応した。

円/ドル: 79.5円 → 80.9円(1.4円安)
日経平均: 8,665円 → 8830円(165円高)

強烈な円安、株高である。
自民党は日本経済を救うのか?

2012年11月12日月曜日

他人任せ

「今の日本では何か緊急事態が起きると、とかく
『行政は何をしていた』といった方向に矛先が向くが、
大切なのは個人がどう危機に向き合うかだ。
判断を他人任せにせず、自分で決めることだ」
(喜多悦子)

城ケ島


















電車とバスと船で城ケ島に行った。
都会からそう遠くないこともあり、
乗り継ぎはとてもスムーズ。
三崎港から城ケ島までは、
渡し船に乗ればたったの5分である。
船長さんに声をかけると船を出してくれる。

三崎口 → 三崎港(京急バス 15分 290円)
三崎港 → 城ケ島(渡し船 5分 200円)
城ケ島 → 三崎港(京急バス 25分 390円)

2012年11月7日水曜日

琵琶の調弦

(薩摩琵琶4弦)
1234
   シ
ラ ラ
 ミ

(薩摩琵琶5弦)
12345
   ミミ
ラ ラ
 ミ

三味線の調弦


本調子: レソレ
二上り: レラレ
三下り: レソド

2012年11月6日火曜日

「玉戸」

新曲「玉戸」が完成した。

2012年11月5日月曜日

音楽を描く

間もなく新曲が完成する。
画家が少しずつ絵を描き進めるように、
丁寧に音を積み重ねてみたのである。
なかなか楽しい作業であった。
あとはステレオにミキシングして完了である。

2012年11月3日土曜日

JBL 4305H WX その6

スピーカーの向きを変えてみた。

これまで2本とも真正面に向けていたものを、
内向きに変えた。
2本とも私の方をまっすぐ見ている。

まるで音が変わった。
これまでよりもずっと音がすっきりとした。
音が直接耳に届く感じである。

こんなに変わるものなのか。
正直ビックリした。

2012年11月2日金曜日

中国の時代区分




周(西周)
東周 → 春秋時代
戦国時代

前漢

後漢
三国時代(呉・蜀・魏)
西晋
東晋
宋・北魏


十国・五代
北宋
南宋・金



中華民国
中華人民共和国

2012年10月29日月曜日

ボケ防止

アルツハイマー型認知症は、
アミロイドβによって引き起こされる。
アミロイドβは脳で作り出され、
数十年かけて脳にたまっていき、
脳細胞の破壊の元凶となる。

アミロイドβはインスリン分解酵素によって分解される。

インスリンを過剰に出すと、
インスリン分解酵素がアミロイドβを分解できず
アミロイドβが脳に蓄積されてボケる。

炭水化物(糖)を大量に摂取すると
インスリンが過剰に分泌されるので、
ボケにつながる。

<ボケ防止の方法>
①インスリンを過剰に出さない
②頭を使う
③短時間、昼寝をする
④有酸素運動を行う

(ためしてガッテンより)

シャドウ・サーブ

家の中で1日50回、
テニスのシャドウ・サーブをやってみた。
フォームが乱れないようにするためだ。

右ひじをしっかりと上げること、
弓の形を作ること、
肩甲骨に力をためること、
体幹を垂直にキープすること、
最後までボールから目を離さないこと。

これだけたくさんのポイントがあると、
しっかりと身体に覚えさせない限り、
どこかしらに狂いが出てサーブが乱れる。

このシャドウ・サーブ、効果があった。
途中でフォームが乱れて、
サーブが狂うことがなかったのである。
続ける価値のあるトレーニングのようだ。

2012年10月27日土曜日

マリーゴールドの種

去年採取しておいたマリーゴールドの種を、
今年の春100個以上蒔いたにもかかわらず、
芽が出たのがたったの3つだけであった。
交配種であったのかもしれない。

芽が出た3つ貴重なマリーゴールドは、
順調に育ってきれいな花を咲かせ、
秋になってまた種をつけたのである。

今日はその種を採取した。
今年発芽したのだから来年も発芽する遺伝的な特性を
持っているかもしれない。
もしそうであれば来年はすべての種から
芽が出るはずである。

幽玄

幽玄(ゆうげん)

①奥深く微妙で、容易にはかり知ることのできないこと。
また、あじわいの深いこと。
②上品でやさしいこと。優雅なこと。
③日本文学論・歌論の理念のひとつ。
優艶を基調として、言外に深い情趣・余情のあること。
その表現を通して見られる気分・情緒的内容。
④能楽論で、強さ・堅さなどに対して、
優雅で柔和典麗な美しさ。
美女・美少年などに自然に備わっている幽玄も、
卑賤な人物や鬼などを演じてさえ備わる高い幽玄もある。

(広辞苑)

日本の伝統音楽

日本の伝統音楽

2012年10月26日金曜日

六芸

六芸(りくげい)

・礼(道徳)
・楽(音楽)
・射(弓術)
・御(馬車)
・書(文学)
・数(数学)

「遊於藝-芸に遊ぶ」(孔子)

2012年10月22日月曜日

青空文庫をEPUB3.0に変換

青空文庫のファイルを、EPUB3.0形式のファイルに変換するフリーソフト「AozoraEpub3」。
SONY Reader(ソニーリーダー)で青空文庫の本を読むのにとても便利である。

SONY Reader PRS-350で試してみたが、
縦書き表示で、ルビもきちんと表示される。

ファイルが大きすぎると表示できないことがある。
そういった場合には、もとのテキストファイルを分割して、
ファイルの容量を小さくしてやれば読めるようになる。

(手順)
①AozoraEpub3をここからダウンロードする
②AozoraEpub3を起動する(AozoraEpub3.jarをダブルクリック)
③青空文庫から読みたい本のファイルをダウンロードする
④AozoraEpub3に画面に、読みたい本のファイルをドラッグ&ドロップする
⑤変換ボタンを押して、EPUB3.0形式のファイルに変換する
⑥電子書籍に変換したファイルを取り込んで読む

2012年10月20日土曜日

千年前の日本の曲

「越天楽」を聴いている。
今から約1,000年前の平安時代の曲である。
1,000年前に日本で演奏されていたのである。
とても優雅な曲想だ。

厳かに儀式を行うための音楽であろう。
儀式の前日は早めに休んでおかないと、
辛い思いをすることになりそうだ。
気を失ってしまうかもしれない。

研究の方法

①目標地点を設定する
②継続する
③体系化する

2012年10月18日木曜日

「太陽」

新曲「太陽」が完成した。

ジャズ4枚セット聴き

いーぐる後藤雅洋さんお勧めの
「ジャズ・アルバム4枚セット聴き」を、
久しぶりにやってみた。
これがなかなか良いのである。

思いついたアルバムを1枚ずつ聴いていくのではなく、
あらかじめ4枚のアルバムをセットで選んおいて、
順番に聴いていくのである。

4枚のアルバムを選択する基準は「起承転結」。
後藤さんはさらに下記のような具体案を提示している。

起: トランペット
承: サックス
転: ギター、ビッグバンド
結: ピアノ・トリオ

ジャズを聴く楽しみが拡がること
請け合いである。

2012年10月14日日曜日

残暑も終わり

昨日の昼間は日差しが強くて、
半ズボンの裸のふくらはぎが陽に射されて痛かった。
夕方庭に出ると、顔の周りを1匹の蚊が飛んでいて、
「プーン」という羽音を久しぶりに聞き、
家の中に逃げ込んだ。

ところが今日は、正午になっても
家の外はちょっと寒いぐらいである。
蚊もいないし、気づいてみれば
庭の隅には枯葉がたくさん落ちている。

残暑がバサッと音を立てて消え、
いよいよ肌寒い秋がやって来た。
薄暗いと思ったら外は冷たい雨である。

売上の増加

利益の重視は当然である。
利益が出なければいずれ倒産するからだ。

しかし、利益さえ出ていれば良いかというと、
そんなことはない。
縮小均衡に陥り、存続できなくなるからだ。

経営者にとっては辛いことだが、
たとえ借金をしてでも売上の増加に、
果敢に挑戦していかなければならない。

2012年10月13日土曜日

苔溶解

ある日、苔が溶解してしまった。

ケヤキの盆栽の根元を覆っていた
美しい緑の苔が、突然茶色に変色して、
溶けてしまったのである。

原因は、風呂の残り湯であった。

苔は温度の高い水に弱い。
夏の間、風呂の残り湯は温度が下がらず、
これをジョーロでかけられた苔は、
一気に溶解してしまった。
ビックリした。

金魚のエサ

金魚は毎日同じエサを食べている。
エサを選ぶ自由がないからだ。

個人商店

個人経営の商店や飲食店が絶滅しそうだ。
残念なことである。

個人経営の商店や飲食店が、
どんどん増えていくような社会が実現すれば、
さぞかし楽しいのではないだろうか。
店を新たに興すのも楽しいし、
経営することも楽しい。
個性的な店で買い物をするのも楽しい。

規制じゃなくて、自然な形で、
そんな社会になっていけばいいと思う。

可能性はあると思う。
最近はどこに行っても機械が相手である。
機械を相手に操作をして、
返事をするのも機械である。
気持ちが悪いのである。
もっと人間味を味わえる社会を望む人が、
増えていくと思う。
そうなれば個人経営の商店や飲食店を
選ぶ人が増える可能性はある。

塾と床屋

塾の費用はなかなか高価である。
1,000円の床屋は革命だと思うが、
塾に応用できないものだろうか。

柔らかな身体

身体が柔らかくなるとイライラしない。

堅い身体は、いつも柱に
縛り付けられているようなものだ。
思うように動けない。

身体を柔らかくしよう。

オープンスタンス

オープンスタンスで
フォアハンドストロークを打つときは、
右足を前に踏み出して、
踵から地面につくようにする。

カフェイン

(カフェインの含有率)
玉露   :0.16%
紅茶   :0.05%
コーヒー :0.04%
ウーロン茶:0.02%
ほうじ茶 :0.02%
煎茶   :0.02%
番茶   :0.01%

2012年10月12日金曜日

元気になったミント

金魚のミントが元気になった。
アグテンという薬のおかげである。

いまは金魚鉢に一人住まいのミントだが、
健康になって体がひと回り大きくなり、
ちょっと窮屈そうである。

以前まずそうにエサを食べていたミントだが、
元気になってからは猛烈な勢いで、
まるで池の鯉のように、
バシャバシャとエサに食らいつくのである。

お腹が空いたときのエサの催促もすごい。
そんなに動いたらかえってお腹が空くだろうというぐらい、
活発に泳ぎ回って空腹をアピールする。
アピールが強力だから、エサやりを忘れる心配はない。
(やり過ぎの心配はある)

かつてはエサの催促などしたことがなかったから、
何と上品な金魚かと思っていたのだが、
病気で食欲がなかっただけのようだ。

ただし、どじょうのどんじょんが同居していた頃、
ミントがうつ病であったことは間違いないと思う。
強いストレスによるうつ病である。

2012年10月11日木曜日

OFFICE

Open Office → LibreOffice

2012年9月27日木曜日

BPMN

BPMN: Business Process Modeling Notation

OMGが策定している、ビジネスプロセスの表記法。

要求と要件

【要求定義】
1)現状把握

2)問題分析

3)改善策検討

4)システム要求定義


<システム構築プロジェクト・キックオフ>


【要件定義】
5)システム設計

6)実装設計

7)システム開発


【運用】

2012年9月13日木曜日

シンセとCD

シンセサイザーなどの音源で、
直接JBLのスピーカーを鳴らすと、
とてつもなくいい音がする。
CDの音よりずっといい。
特に大きな音で鳴らすとよく分かる。

2012年9月12日水曜日

クラウド・サービス

Amazon Web Services (アマゾン・ウェブ・サービス)
Google App Engine (グーグル)
Heroku (セールスフォース・ドット・コム)
Windows Azure Platform (マイクロソフト)
FGCP/S5 (富士通)

OSS

仮想化: Xen/ KVM
OS: Linux
RDB: PostgreSQL/ MySQL
NoSQL: Cassandra/ MongoDB/ Redis
分散処理: Hadoop
分散ストレージ: Gluster/ OpenStack Swift
Appサーバー: JBoss/ Tomcat/ GlassFish
App実行環境; Java/ PHP/ Python/ Ruby
IssS構築: Eucalyphus/ CloudStack/ OpenStack
PaaS構築: Cloud Foundry
ルーター: Vyatta
OpenFlow: Floodlight/ NOX/ trema
システム管理: Hinemos/ Nagios/ ZABBIX
セキュリティ・認証: OpenLDAP/ OpenAM/ Snort
高可用性: DRBD/ Pacemaker
CRM: SugerCRM
コラボ: Liferay/ Zimbra
BI: JasperReports/ Pentaho

Java EEの歴史

2001 J2EE 1.3
2004 J2EE 1.4
2006 Java EE 5
2009 Java EE 6
2013 Java EE 7(予定)

2012年9月10日月曜日

殺風景な部屋

部屋の中を片付けた。
机の上や棚の上、
ピアノの上などに出ている小物を
極力収納してみた。

なかなかすっきりした。

しかし、自分の部屋なのにくつろげない。
温かみが感じられないのである。

お気に入りの本を机の上に出してみたら、
ちょっと落ち着いた。

2012年9月3日月曜日

胸が詰まって声が出なくなるような状態。

洗車

「洗剤」で車を洗う、ということに気付いた。
食器洗剤で洗ってみたら、とってもきれいになった。
窓ガラスなどぴかぴかである。

食器は毎日洗剤で洗っている。
車だってたまには洗剤で洗わなければ、
汚れが落ちないのは自明である。