アナリティクス

2025年6月28日土曜日

こんにゃくの花

『コンニャクは一見すると茎から枝と葉が出た双子葉植物のように見える。しかし茎のように見える部分は葉柄で、枝のように見える部分は小葉柄であって、楕円形の小葉や枝のような部分は葉としてすべて繋がっている。ひとつの株から出る葉はただ1枚だけで、沢山の葉にソックリな形で広がっているにすぎない。

株は次第に大きくなるが、ある程度大きくならないと花はつかない。栽培下では5~6年で開花する。開花する時には葉は出ず、また開花後に株は枯れる。花は全体の高さが2mほどにもなる。いわゆる肉穂花序の付属体は円錐形で高くまっすぐに伸び上がり、仏縁苞は上向きにラッパ状に開き、舷部(伸び出した部分)は背面に反り返る。花全体は黒っぽい紫。独特の臭いを放つ。』