アナリティクス

2012年2月19日日曜日

「越天楽」三調

越天楽(えてんらく)は3つの調で演奏される。

1)平調(ひょうぢょう)    主音: E
2)盤渉調(ばんしきちょう) 主音: B
3)黄鐘調(おうしきちょう)  主音: A

使われる楽器が同じで、
そのまま移調することができないため、
メロディが自然に変化したという。

音取(ねとり)なしで3曲続けて聴くと幽玄さが増す。


*音取
管弦を演奏するとき、序として演奏される。
もともと調律の意味もあったようだが、
現在は雰囲気を出すために演奏される。