根が弱って水分や養分が行き渡らないから。
根本の土が固くなり、水はけが悪くジメジメし、
土の中の空気がなくなってきた時、
ツツジは根腐れをおこして衰え枯れてしまう。
植物は、葉で二酸化炭素を吸って酸素と水を作り
根で酸素と水を吸い上げる。
根は土の隙間や土の粒の中にたまった水を吸い上げ、
水がはけた後にできる隙間から酸素を吸収するのだ。
根が冠水した場合、土壌の間隙は水で満たされ、
根の表面全体が水と直接接することになる。
水に溶解している酸素を吸収することはできるが、
根表面に接する水の酸素濃度はすぐに低下する。
酸素が吸えないと、窒息状態になり株が衰える。
ゼニゴケは土に蓋をしてしまうため、
土に酸素が入らなくなる。