アナリティクス

2021年4月11日日曜日

苦土石灰と消石灰

石灰の使用目的は酸度調整。大半の植物は弱酸性から中性が適しているが、土壌は雨などで徐々に酸性になっていく。石灰類を混ぜることにより土壌を中和してくれる。

アルカリ成分が特に高いのが消石灰。苗を植える2週間前に土壌に撒く。肥料分と同時に入れるとアンモニアガスが発生するので、肥料分は消石灰の1週間後に入れる。

苦土石灰は消石灰+マグネシウムを含む石灰のことをいう。消石灰に比べ中和反応が穏やかなため、肥料分を直ぐ混ぜてもあまり問題ない。苗の植付まで数日置いた方が良いが、すぐに植付けても問題ない。