アナリティクス

2011年9月19日月曜日

青空文庫の夏目漱石

夏目漱石の作品は、いくつも読んだことがあった。
新潮文庫などに収められている名作である。

ところで、青空文庫の夏目漱石の作品数は、
実に102もある。
ずい分と多い。

SONY READER PRS-350に、
青空文庫にある夏目漱石の102作品を
すべてダウンロードしてみた。
Text2ePubというフリーソフトで一括ダウンロード可能

パソコンで小説を読むことはできなかった私だが、
SONY READER PRS-350だと読める。
102作品をパラパラ眺めてみると、
短い文章がかなり掲載されている。
夏目漱石が大学に呼ばれて行った講演録などである。
これが面白い。

「読書とは著者に会うこと」だと思うのだが、
小説に加えて、これら講演録などを読むと、
本当に著者と会って話をしたような気分になってくる。
分かりやすいのである。
講演録は、「夏目漱石全集」に掲載されていたものだ。
著者に会うためには、本当は全集を買わなければならなかったのだ。
知らなかった。

青空文庫とText2ePubとSONY READER PRS-350で、
だれもが夏目漱石に会えるようになった。
これは、画期的なことである。