アナリティクス

2013年1月5日土曜日

越天楽のリズム

聴いているだけでは分からないこの譜割。

2013年1月4日金曜日

アヌーシュカ・シャンカール

シタールの音も聴きなれると、
なかなか良いものだ。
アヌーシュカ・シャンカールは
ラヴィ・シャンカールの娘である。

2013年1月1日火曜日

明けましておめでとう

「明けましておめでとう」と、
今年最初に声を出して挨拶をした相手は、
金魚のミントであった。
家族は実家に遊びに行っているのである。
ミントはのけぞるようにしてエサを食べた。

2012年12月31日月曜日

風呂で聴く

湯船につかって音楽を聴くのが好きだ。
最近のお気に入りは
「雅楽『越天楽(えてんらく)』三調」というCDである。

音取(ねとり)という調子合わせが終わると、
越天楽の笛の音が始まる。
1000年前から変わらない、
ゆっくりとした音楽が風呂場に鳴り響く。

家の風呂から越天楽が聞こえてくることを
妻は嫌がっているようである。

文化

【文化】
人間が自然に手を加えて形成してきた物心両面の成果。
衣食住をはじめ技術・学問・芸術・道徳・
宗教・政治など生活形成の様式と内容を含む。
文明とほぼ同義に用いられることが多いが、
西洋では人間の精神的生活にかかわるものを
文化と呼び、文明と区別する。
(広辞苑)

2012年12月29日土曜日

国風歌舞

国風歌舞(くにぶりのうたまい)

外来の楽器や舞がもたらされる以前の、
古代日本の楽曲のこと。

神楽歌(かぐらうた)
・大和歌(やまとうた)
・誄歌(るいか)
・東遊(あずまあそび)
・久米歌(くめうた)
・大歌(おおうた)

日本の楽器の音を聴く

下記「楽器編」の下の「楽器図鑑」で、
日本の楽器の音を聴くことができる。
和琴(わごん)もある。

文化デジタルライブラリー
日本の伝統音楽」>「楽器編

神楽歌

数少ない日本起源の楽器
「和琴(わごん)」と「笏拍子(しゃくびょうし)」の
音を聴くことのできる映像。
和琴の音色の何と優雅で贅沢なことか。
「神楽歌」(13分24秒から)

2012年12月28日金曜日

篳篥(ひちりき)

篳篥(ひちりき)は雅楽において
主旋律を担当する、音の大きな楽器だが、
形状はびっくりするほど小さい。
長さ18cmほどである。

雅楽の好き嫌いは、篳篥の音の好き嫌いに
大いに左右されるように思う。
雅楽において篳篥の重用を決めた人は
決断力のある人だったに違いない。

ちなみに、清少納言は篳篥の音が嫌いだったそうだ。

2012年12月27日木曜日

「KAGE」

新曲「KAGE」が完成した。

琴と箏

柱(じ)のあるのが筝(そう)、
柱のないのが琴(きん)。
現在はどちらもコトと呼ばれる。

2012年12月26日水曜日

和琴(わごん)

日本に古くからある楽器のほとんどは、
大陸から伝わってきたものであるが、
和琴(わごん)は日本起源の楽器である。
とても古い楽器で、古墳時代の埴輪に
和琴を演奏するものがあるそうだ。

和琴は雅楽で用いられる。
弦が6本しかないので、
華麗な旋律を弾くのは難しいであろう。

ルーアン

中国では阮(ruan)という月琴に似た弦楽器が
よく演奏されているようだ。
小阮・中阮・大阮・低音阮の4種類がある。

阮のボディは月琴のように丸いが、
ネックにはピーパーのようにフレットがたくさんあって、
半音階が演奏できるものと思われる。
4弦だが演奏法はギターに近い。

現在の中国では、弦楽器として、
琵琶(ピーパー)と阮(ルーアン)が、
よく使われる楽器としてあるようだ。

2012年12月25日火曜日

計算式

= * -

2012年12月23日日曜日

厄落し

「厄落し」
厄難をはらい落すため、神仏に参ったり
金銭をそっと捨てたりすること。
(広辞苑)

金銭をそっと捨てる、というのは知らなかった。
この間、ごみ処理場で1千万円の札束が
捨てられていたのが見つかったが、
だれかが厄落しのために捨てたのかもしれない。
よっぽど大きな厄難を抱えていたのだろう。

ダブル・フォールト

今年最後のテニスの試合は、
私のダブル・フォールトで終わった。
がっくり。

ディジュリドゥとタンプーラ

ディジュリドゥはアボリジニの伝統的な管楽器である。
「ビヨービヨー」という低い音を
循環呼吸で切れ目なしに延々と出す。
音色はうねるように変化するが、音程はほぼ一定。
タンプーラとそっくりなのである。

ディジュリドゥは管のドローン、
タンプーラは弦のドローンである。

2012年12月22日土曜日

楽琵琶

雅楽で使われる大ぶりの琵琶を
「楽琵琶(がくびわ)」という。

越天楽でも楽琵琶が使われているが、
その音数の少なさといったら天下一品。
「ベン!」と一打入魂なのである。

ウードとリュート

ヨーロッパの「リュート」という楽器は、
アラビアの「ウード」から派生したそうだ。

リュートとウードは形状がそっくりだが、
大きく違うのはフレットの有無である。
リュートにはフレットがあるがウードにはない。
大雑把に言えば、ウードにフレットを取り付けたのが、
リュートと言っていいかもしれない。

リュートはヨーロッパの楽器であるから、
12音階で演奏される。
ゆえにフレットが付いていても問題ない。

一方、ウードはアラビア音楽を演奏する。
アラビア音楽は12音階では割り切れない
微妙な音程を使う。
フレットを付けてしまうとその微妙な音程を
表現しづらくなるのである。
ゆえにフレットなしのまま現在に至っていると考える。

2012年12月21日金曜日

バルバット

バルバット(古代ペルシャ)
   → ピパ(中国) → 琵琶(日本)
              → ティバ(ベトナム)

バルバット(古代ペルシャ)
   → ウード(アラビア) → リュート(ヨーロッパ)