アナリティクス

2024年2月14日水曜日

カラスの視力と嗅覚

「カラスは視覚によりエサを探し、赤っぽいものや濡れたものを狙います。 赤いものは肉、濡れたものは魚の肉など、栄養価の高い食べ物に出会う確率が高い目印になっているためです。 

カラスの目は、人間の5倍程度良く、紫外線も見えています。目の構造はズームレンズに似ており、遙か遠くの物もはっきりと見えます。高い建物や木の上からでも、ゴミ袋の生ゴミを見逃すことはありません。また人間が赤・緑・青の3色しか認識できないのに対し、カラスは「紫外線」を含む4色を認識可能です。人間にとっては7色に見える虹も、カラスの目を通すと14色に見えるのだそうです。

ずば抜けた視力を持つ反面、カラスは臭いには鈍感です。カラスの嗅球(臭いの処理に関わる脳神経)は非常に小さい上、鼻に伸びる嗅神経も狭く細いといわれています。嗅覚はほぼないに等しく、「イヤな臭いで撃退する」などの方法は効果がありません。」