アナリティクス

2019年2月17日日曜日

塩(エン)とは

塩(エン、Salt)とは、
酸由来の陰イオンと塩基由来の陽イオンとが
イオン結合した化合物のこと。

酸と塩基が出会うと、酸の「H+」と
塩基の 「OH-」 が結合してH2O ができる。
この反応が起こったとき、
酸の陰イオンと塩基の陽イオンが残るが、
これが結合したものが塩である。

(塩酸と水酸化ナトリウムの例)
HCl+NaOH→NaCl+H2O

(炭酸と水酸化ナトリウムの例)
H2CO3+2NaOH→Na2CO3(炭酸ナトリウム)+2H2O
H2CO3+NaOH→NaHCO3(炭酸水素ナトリウム)+2H2O

このように酸の陰イオンと塩基の陽イオンが
結合したものを塩(エン)という。