アナリティクス

2011年8月25日木曜日

根本中堂と滋賀院門跡

比叡山延暦寺の根本中堂には、
1,200年消えたことのない不滅の法灯が3つ灯っている。
法灯は根本中堂のいちばん奥、内陣に収められている。
内陣の石敷きの土間は3メートルほど低い位置にあって、
闇の中に浮かび上がる3つの法灯は神秘的だ。
なたね油の消費量はなかなかのもので油断できない。
ちなみに燃料は菜種油で、現在は青森産を使用しているそうだ。


比叡山をおりると、すぐ滋賀院門跡(しがいんもんぜき)がある。
延暦寺の里坊を代表する門跡寺院である。
観光客も少なく、静かな佇まいだ。
縁側から眺められる庭は小堀遠州の作と伝わる。
これもまた素晴らしい。
きれい寂の面木躍如である。