アナリティクス

2013年1月14日月曜日

2013年1月13日日曜日

日本の琵琶


(楽琵琶)
雅楽に用いられる琵琶を、楽琵琶という。
楽座(がくざ)(胡座(あぐら)の一種)をして、
楽器を水平に構え、撥(ばち)で絃(げん)を掻きおろす。

(盲僧琵琶)
盲目の僧が、琵琶を伴奏にお経を唱えたり、
軍(いくさ)などの物語を弾き語りした。

(平家琵琶)
源平の合戦を題材とした「平家物語」を演奏する。
語りの前奏や間奏、息継ぎの合間に弾かれ、
聴衆をストーリーに引きこむ。

(薩摩琵琶)
大きな撥で叩きつけるような弾き方もあり、
質実剛健な語り物的音楽として、
薩摩武士の心身を鼓舞した。

(筑前琵琶)
明治時代の中ごろに筑前地方で始められた
新しい様式の琵琶音楽。
女流の奏者が多く、優美な語りを特色とする。

(文化デジタルライブラリーから引用)

2013年1月12日土曜日

黒田節

越天楽のメロディに歌詞を当てはめた曲を、
越天楽今様(えてんらくいまよう)という。

福岡の民謡「黒田節」はそのひとつ。
「酒は呑め呑め~」という歌詞は、
黒田氏の武将母里友信が福島正則に
「飲み干せば何でも褒美を取らす」と
大盃に注がれた酒を勧められて見事飲み干し、
約束通り正則自慢の槍(日本号)を貰い受けた
という逸話に基づいている。

そして黒田節を踊るのは「黒田節ロボット」である。

2013年1月11日金曜日

越天楽 ゴー,ゴー

ザ・スパイダースが1965年に
越天楽 ゴー,ゴー」というシングル盤を出している。
かなりカッコいい。

神楽笛

神楽笛(かぐらぶえ)は、
数少ない日本固有の楽器のひとつ。
龍笛(りゅうてき)より少し低い音を出す。

2013年1月10日木曜日

デジタル・タンプーラ


インドのハルモニウム

ハルモニウムはフランスで誕生した楽器だが、
インドで改造されて今も使われている。

インドの楽器はどれも床に座って演奏するので、
みんなと一緒に床に座って演奏できるように、
フランスのハルモニウムの足の部分を取り去り
床起き式にしたのがインドのハルモニウムである。

小型鍵盤を採用、ふいごは左手で操作し、
右手でメロディを演奏する。
ドローンを発するものもある。

2013年1月9日水曜日

ヘビ使い

ヘビ使いのビデオを見た日の夜、
ヘビの夢を見た。

藪に入るとヘビがいる。
よく見るとウヨウヨヘビがいる。
私は木に登って地面に降りることができない。
気付くと左手に細いヘビが巻き付いている。
はがそうとするがはがれない。
ヘビがこちらに首を伸ばしてくる。
そこで目が覚めた。

ヘビ使いが使う楽器をプーンギ(Pungi)という。
胴の部分が膨らんでいるあれだ。
メロディを奏でる管のほかに、
ドローンを発する管が付いている。
インドでドローンは欠かせないようだ。

雅楽の楽器

●管楽器
・笙(しょう)
・篳篥(ひちりき)
・龍笛(りゅうてき)

●打楽器
・羯鼓(かっこ)
・釣太鼓(つりだいこ)
・釣鉦鼓(つりじょうこ)

●弦楽器
・琵琶(びわ)
・筝(そう)

2013年1月8日火曜日

音楽鑑賞

複数の音楽を同時に鑑賞することはできない。

2013年1月5日土曜日

シャーナイ

シャーナイ(Shahnai)はインドの管楽器。
縦長でチャルメラのような音がする。

葦でできたダブルリードを使うらしい。
雅楽の篳篥(ひちりき)と同じだ。

越天楽のリズム

聴いているだけでは分からないこの譜割。

2013年1月4日金曜日

アヌーシュカ・シャンカール

シタールの音も聴きなれると、
なかなか良いものだ。
アヌーシュカ・シャンカールは
ラヴィ・シャンカールの娘である。

2013年1月1日火曜日

明けましておめでとう

「明けましておめでとう」と、
今年最初に声を出して挨拶をした相手は、
金魚のミントであった。
家族は実家に遊びに行っているのである。
ミントはのけぞるようにしてエサを食べた。

2012年12月31日月曜日

風呂で聴く

湯船につかって音楽を聴くのが好きだ。
最近のお気に入りは
「雅楽『越天楽(えてんらく)』三調」というCDである。

音取(ねとり)という調子合わせが終わると、
越天楽の笛の音が始まる。
1000年前から変わらない、
ゆっくりとした音楽が風呂場に鳴り響く。

家の風呂から越天楽が聞こえてくることを
妻は嫌がっているようである。

文化

【文化】
人間が自然に手を加えて形成してきた物心両面の成果。
衣食住をはじめ技術・学問・芸術・道徳・
宗教・政治など生活形成の様式と内容を含む。
文明とほぼ同義に用いられることが多いが、
西洋では人間の精神的生活にかかわるものを
文化と呼び、文明と区別する。
(広辞苑)

2012年12月29日土曜日

国風歌舞

国風歌舞(くにぶりのうたまい)

外来の楽器や舞がもたらされる以前の、
古代日本の楽曲のこと。

神楽歌(かぐらうた)
・大和歌(やまとうた)
・誄歌(るいか)
・東遊(あずまあそび)
・久米歌(くめうた)
・大歌(おおうた)

日本の楽器の音を聴く

下記「楽器編」の下の「楽器図鑑」で、
日本の楽器の音を聴くことができる。
和琴(わごん)もある。

文化デジタルライブラリー
日本の伝統音楽」>「楽器編

神楽歌

数少ない日本起源の楽器
「和琴(わごん)」と「笏拍子(しゃくびょうし)」の
音を聴くことのできる映像。
和琴の音色の何と優雅で贅沢なことか。
「神楽歌」(13分24秒から)

2012年12月28日金曜日

篳篥(ひちりき)

篳篥(ひちりき)は雅楽において
主旋律を担当する、音の大きな楽器だが、
形状はびっくりするほど小さい。
長さ18cmほどである。

雅楽の好き嫌いは、篳篥の音の好き嫌いに
大いに左右されるように思う。
雅楽において篳篥の重用を決めた人は
決断力のある人だったに違いない。

ちなみに、清少納言は篳篥の音が嫌いだったそうだ。