アナリティクス

2025年9月14日日曜日

関東の地震予測

(首都圏直下型地震(南関東地震))
マグニチュード7クラス。30年以内に70%の確率で発生する。ちょうど阪神・淡路大震災と同じタイプのものと言われている。直下型の場合、揺れるのはせいぜい20秒。阪神・淡路では、8秒目にものすごく大きな地震の加速度が発生して、その瞬間に家が倒壊したり、タンスが倒れたり、テレビが横に飛んだりして、人々がその下敷きになった。家屋や家具などが倒壊して下敷きになった圧死が約8割である。ゆえに、次に起こるであろう首都直下地震対策として、絶対にやらなくてはならないことは、家具をきちんと固定すること。特に、寝室とか居間とか、主に生活している場所の家具や家電を留める必要がある。
 東日本大震災は海溝型で「初期微動」があった。揺れ始めて徐々に大きくなったので、倒れそうなものから離れる時間的余裕があった。そのため、物の下敷きになるということが意外に少なく、津波による溺死が9割超だった。

(関東大震災(慶長型地震))
マグニチュード8クラス。200~400年程度の周期で発生。海溝型地震。次の発生は100年後以降。