アナリティクス

2023年10月4日水曜日

脂肪分で胃がもたれる理由

「通常食べ物が胃へ運ばれると、胃では時間をかけ食べ物と胃液を混ぜ分解し、その後小腸へと送ります。小腸ではさらに分解を繰り返し、栄養素を吸収していきます。

胃で食べ物を分解し小腸へ送り出すまで、だいたい4時間くらいの時間がかかります。脂肪は、胃ではほとんど消化されず、十二指腸に送られます。十二指腸に送られると、胆汁という消化液によって消化されていきます。

十二指腸で脂肪が消化されている間、胃は働くことができず、その間胃には食べ物がたまったままになっているのです。

その結果、食欲がなくなる・胃もたれを起こすといった症状が起こります。加齢とともに胃の働きが弱まってくるとさらに消化の時間がかかるようになり、胃に食べ物が留まる時間が長くなるため、より胃に不快感を感じることが多くなります。」