アナリティクス
2021年9月18日土曜日
台風頭痛
朝起きたら、珍しく頭痛がした。台風が近づいて気圧が急激に下がると、頭痛がすることがあって、それを台風頭痛というそうだ。
「ひとつは耳の奥(内耳の前庭)に気圧センサーがあり、気圧が下がると自律神経にストレス反応が起きて交感神経が優位になることです。すると頭部や首の血管が収縮して、頭が締め付けられるような緊張型頭痛を起こすのです」
「気圧を40hPa下げて観察すると、ラットの三叉神経が興奮するのを観察できました。なぜ気圧を下げると三叉神経が興奮するのか詳しくはわかっていませんが、三叉神経は人間にもあり、顔の感覚(熱い・冷たい・痛いなど)を脳に伝える働きをしています。三叉神経の興奮が脳の血管を拡張させて偏頭痛を引き起こす可能性が考えられます」
「くるくる耳マッサージ」をすると治るというのでやってみたら、何と嘘のように頭痛が治った。耳をつまんで引っ張ったり、グルグル回したりするだけだ。耳の血流をよくして乱れた自律神経を整える効果があるらしい。
2021年9月17日金曜日
2021年9月16日木曜日
2021年9月13日月曜日
老眼で座る姿勢が良くなる
2021年9月12日日曜日
2021年9月11日土曜日
2021年9月10日金曜日
2021年9月9日木曜日
2021年9月7日火曜日
2021年9月5日日曜日
2021年9月4日土曜日
完全に壊れるまで使う
まだ使えるのに新しいものを買うと、ものがひとつ増えることになる。古いものが完全に使えなくなってから新しいものを買えば、古いものを捨てるのに躊躇しないから、ものは増えない。ものは完全に壊れるまで使い切るのだ。修理できるものはできる限り修理して、必要な機能を満たす限りは使ってやる。新しいものを買うのはそれからだ。
2021年9月3日金曜日
植物が水を吸う仕組み
(根圧)
植物の根は、付け根から伸びる主根、そこから枝分かれして伸びるのが側根、その先に生じる細かいひげ根の根毛からなる。根毛は、細胞内に糖分、ナトリウム、カリウムなどの物質を多く取り込み、土壌よりも浸透圧が高くなっているため、土壌から根に水が流れ込むようになっている。植物の細胞は、半透膜で包まれた状態で、細胞液という液体で満たされている。半透膜は、水は通しても、水に溶けた他の物質は通さない性質をもっている。半透膜で仕切られた細胞では、細胞の外側と内側で浸透圧が働き、細胞液の濃度が外側よりも濃いときは水を吸収し、薄いときは逆に水が外部にしみ出す。植物では、浸透圧は、根の内側ほど高くなっていて、根毛が吸い込んだ水は、浸透圧の差によって、根の内側の導管へ運ばれるようになっている。そして、植物の内部には、導管という水を運ぶ専用の水路があり、この導管を通じて、水は植物の隅々にまで送られる。浸透圧の差を利用した、水を吸収する力は根から地上部へ水を押し上げる力として働く。これを根圧という。
(蒸散)
水を吸い上げる力のメインとなっているのは、葉が気孔を開くことによって起こる水の蒸発、つまり蒸散である。蒸散によって葉の水分が失われると、葉の細胞液の濃度は枝や幹よりも高くなる。そのため、濃度を下げようとする浸透圧が働いて枝や幹から水を引っ張り上げる。根圧によって根が水を押し上げ、蒸散によって葉が水を吸い上げる力が、水を根から茎、葉へとつながる一本の水柱へと変えていく。
(凝集力)
水の分子は、分子間に静電的引力が働き、お互いに引き合おうとする性質がある。この力を凝集力という。水の強い凝集力と、導管の壁が水と非常になじみやすい組成をもっていることによって、高い樹木でも根から頂上までの導管内では、気泡を生じることなく水柱がつながり、吸い上げることができる。