アナリティクス

2013年1月16日水曜日

九鬼周造と小唄

九鬼周造の家を訪れた林芙美子と成瀬無極が、
3人いっしょに小唄のレコードを聴いた。

林芙美子が「小唄を聴いているとなんにもどうでも
かまわないという気になってしまう」というと、
九鬼周造も心底共鳴して
「私もほんとうにそのとおりに思う。
こういうものを聴くとなにもどうでもよくなる」
といったという。

こんな話を読んだものだから、
小唄を聴いてみたくなったのだ。

2013年1月15日火曜日

小唄の歴史

小唄の歴史
(公益社団法人日本小唄連盟)

ピアノで話をする

ビル・エヴァンスのアドリブは、
まるでピアノで話をしているようである。
何を話しているのか理解できそうな気がする。
だから素晴らしいのであろう。

『エクスプロレイションズ』というアルバムの
「イスラエル」という曲を聴くだけでそれが分かる。

2013年1月14日月曜日

雪をかぶった金魚鉢

家の中にいる金魚のミントは
ぬくぬくと暖かいけれども、
裏庭の雪をかぶった金魚鉢にいる
3匹の小さな金魚たちは寒いだろうなあ。

琵琶三秘曲

楽琵琶(がくびわ)の独奏曲として3つの秘曲がある。

・「啄木(たくぼく)」
・「流泉(りゅうせん)」
・「楊真操」(そうしんそう)

灌頂

【灌頂(かんじょう)】

雅楽や和歌の道で秘事・極意を伝授すること。
(広辞苑)

三味線の調弦(本調子)

楽琵琶の調弦

2013年1月13日日曜日

日本の琵琶


(楽琵琶)
雅楽に用いられる琵琶を、楽琵琶という。
楽座(がくざ)(胡座(あぐら)の一種)をして、
楽器を水平に構え、撥(ばち)で絃(げん)を掻きおろす。

(盲僧琵琶)
盲目の僧が、琵琶を伴奏にお経を唱えたり、
軍(いくさ)などの物語を弾き語りした。

(平家琵琶)
源平の合戦を題材とした「平家物語」を演奏する。
語りの前奏や間奏、息継ぎの合間に弾かれ、
聴衆をストーリーに引きこむ。

(薩摩琵琶)
大きな撥で叩きつけるような弾き方もあり、
質実剛健な語り物的音楽として、
薩摩武士の心身を鼓舞した。

(筑前琵琶)
明治時代の中ごろに筑前地方で始められた
新しい様式の琵琶音楽。
女流の奏者が多く、優美な語りを特色とする。

(文化デジタルライブラリーから引用)

2013年1月12日土曜日

黒田節

越天楽のメロディに歌詞を当てはめた曲を、
越天楽今様(えてんらくいまよう)という。

福岡の民謡「黒田節」はそのひとつ。
「酒は呑め呑め~」という歌詞は、
黒田氏の武将母里友信が福島正則に
「飲み干せば何でも褒美を取らす」と
大盃に注がれた酒を勧められて見事飲み干し、
約束通り正則自慢の槍(日本号)を貰い受けた
という逸話に基づいている。

そして黒田節を踊るのは「黒田節ロボット」である。

2013年1月11日金曜日

越天楽 ゴー,ゴー

ザ・スパイダースが1965年に
越天楽 ゴー,ゴー」というシングル盤を出している。
かなりカッコいい。

神楽笛

神楽笛(かぐらぶえ)は、
数少ない日本固有の楽器のひとつ。
龍笛(りゅうてき)より少し低い音を出す。

2013年1月10日木曜日

デジタル・タンプーラ


インドのハルモニウム

ハルモニウムはフランスで誕生した楽器だが、
インドで改造されて今も使われている。

インドの楽器はどれも床に座って演奏するので、
みんなと一緒に床に座って演奏できるように、
フランスのハルモニウムの足の部分を取り去り
床起き式にしたのがインドのハルモニウムである。

小型鍵盤を採用、ふいごは左手で操作し、
右手でメロディを演奏する。
ドローンを発するものもある。

2013年1月9日水曜日

ヘビ使い

ヘビ使いのビデオを見た日の夜、
ヘビの夢を見た。

藪に入るとヘビがいる。
よく見るとウヨウヨヘビがいる。
私は木に登って地面に降りることができない。
気付くと左手に細いヘビが巻き付いている。
はがそうとするがはがれない。
ヘビがこちらに首を伸ばしてくる。
そこで目が覚めた。

ヘビ使いが使う楽器をプーンギ(Pungi)という。
胴の部分が膨らんでいるあれだ。
メロディを奏でる管のほかに、
ドローンを発する管が付いている。
インドでドローンは欠かせないようだ。

雅楽の楽器

●管楽器
・笙(しょう)
・篳篥(ひちりき)
・龍笛(りゅうてき)

●打楽器
・羯鼓(かっこ)
・釣太鼓(つりだいこ)
・釣鉦鼓(つりじょうこ)

●弦楽器
・琵琶(びわ)
・筝(そう)

2013年1月8日火曜日

音楽鑑賞

複数の音楽を同時に鑑賞することはできない。

2013年1月5日土曜日

シャーナイ

シャーナイ(Shahnai)はインドの管楽器。
縦長でチャルメラのような音がする。

葦でできたダブルリードを使うらしい。
雅楽の篳篥(ひちりき)と同じだ。

越天楽のリズム

聴いているだけでは分からないこの譜割。

2013年1月4日金曜日

アヌーシュカ・シャンカール

シタールの音も聴きなれると、
なかなか良いものだ。
アヌーシュカ・シャンカールは
ラヴィ・シャンカールの娘である。