アナリティクス

2011年7月20日水曜日

東京アメッシュ

インターネットで、現在の雨降りの様子を
知ることができるようになった。
地図の上に、雨の降っている地域が
色つきの図で示されるのである。

図は5分おきに更新される。
図は2時間分保存されていて、
コマ送りで見ることができる。
雨の降っている地域が移動する様子を
見ることができるのである。

動く様子を見れば「もうすぐ雨が降りそうだ」とか
「もうすぐ雨は止む」ということを、
かなり正確に予想することができる。
とってもお役立ちの面白ページである。

(東京アメッシュ)
http://tokyo-ame.jwa.or.jp/index.html

2011年7月19日火曜日

台風耳なし芳一

台風6号が近づいてきていて、
怪しい雲行きである。

ところで、アメリカでは台風に
「カトリーヌ」とか「アレックス」といった
人の名前を付けることになっていて覚えやすい。

日本も「台風○号」という無味乾燥な命名をやめて、
もっと親しみやすい名前を付けてはどうだろう。
台風は夏に発生するから、幽霊や妖怪の名前だと、
涼しさを呼んでいいかもしれない。

たとえば「台風耳なし芳一」であるとか
「台風牡丹灯篭」、「台風いったんもめん」
「台風お岩さん」というような具合だ。

面白いし、日本の文化が薫る。

2011年7月15日金曜日

日比谷入江と江戸前島

むかし東京には日比谷入江という入り江があった。
皇居と東京駅の間、霞が関と新橋の間は海だったのだ。
東京、有楽町、新橋は「江戸前島」という半島にあった。
新橋は江戸前島という半島の突端に位置した。

1603年以降、日比谷入江は徳川家康の
江戸改造によって埋め立てられた。

ところで、江戸前鮨という言葉があるが、
これは江戸前島にある鮨屋の鮨だから
江戸前鮨というのではなかろうか。

志賀直哉の「小僧の神様」に出てくる鮨屋「与兵衛」も、
京橋にあるのである。
京橋はかつての江戸前島にあったのだ。

2011年7月14日木曜日

面白いアドリブ

アドリブとは即興演奏のことである。
事前に練習しておいたものを、
再現してもアドリブとは言わない。

しかし、即興でむやみに演奏したとしても、
面白いアドリブにはならない。

「歌うように」「話すように」「叫ぶように」
自分が頭の中でイメージした音を、
実際の音として出さなければ、
ちっとも面白いアドリブにはならないのである。

バド・パウエルやキース・ジャレットが、
ピアノを弾きながら歌っているというか、
唸っている声がレコーディングされていることがある。
彼らのように偉大なジャズ・ピアニストでさえ、
歌いながら弾かなければ、
面白いアドリブにならないのである。

面白いアドリブは、歌いながら弾くべし。

2011年7月13日水曜日

何でも言葉にしてみる。

受け取った印象を、ひたすら言葉にしてみる。

たとえばビル・エヴァンスのピアノを聴いた印象を、
「繊細」「軽やか」「静かな情熱」というように、
はっきりと言葉にするのである。

いつもは、いろいろなものを見たり、聴いたり、食べたりしても
いちいち言葉に置き換えているわけではない。
ほとんどの場合、言葉にせずにやり過ごしている。
 これをやり過ごさずに、すべて言葉にしてみるのだ。
口に出す必要はない。
頭の中で言葉にすればよい。

やってみると、これが面白い。

例えば「前を男が歩いている。40歳ぐらいだろうか」
というように、当たり前の話しがほとんどになるが、
それでもいちいち言葉にするのであるから、
いつもよりよほど頭が働く。

話すをする訓練にもなって、
言葉に詰まることがなくなるような気がする。

2011年7月12日火曜日

ゴーヤ用エコ給水システム

母親がキッチンの窓の外に、
ゴーヤのグリーンカーテンを作った。
りっぱなゴーヤの実がなるようになったが、
とにかくよく水を吸い上げ、
すぐにプランターの土が乾いてしまう。

そこで、家の中からゴーヤに水をやることのできる
画期的なエコ給水システムを発明したのである。

細めのビニールホースを取り付けた2リットルのペットボトルを
キッチンに置き、ホースを窓ごしにプランターまで垂らす。
キッチンとプランターには高低差があるから、
いちど水が落ち始めればあとは自動で水が出る。
ストーブに石油を入れるポンプと同じ原理だ。

ポイントは最初にどうやって水を送るかである。

ペットボトルの蓋に、ビニールホースがぴったり収まる穴を開けて通す。
ペットボトルの上の方に、ごく小さな穴を開ける。

水を送るときは、指で小さな穴をふさいで、
ペットボトルの下の方を強く押してやる。
すると水がパイプをスルスルと上がっていって、
あとはそのままにしておけば、
水がプランターに送られるという寸法だ。

我ながら素晴らしいアイディアと出来栄えであった。

2011年7月11日月曜日

真剣勝負

F市テニス大会(ダブルス団体戦)の
決勝戦に出る機会に恵まれた。

真剣勝負のテニスの試合は、武士の斬り合いに似ている。
2対2で、斬るか斬られるか、命を掛けて戦うのである。
圧倒的な力の差で、すぐに勝負がつく場合もあれば、
ツワモノ同士の死闘が延々と続くこともある。

決勝戦は圧倒的な力の差で敗れた。
しかし、時には真剣勝負の場に身を置いてみるのも面白い。

2011年7月10日日曜日

緊張

テニスの大会に出た。
最初に4本ほど、サーブの練習ができる。
普通にサーブしているつもりなのに、
自分でもビックリするくらい、
とんでもないところにボールが飛んでいく。
緊張しているのだ。

試合が進むにしたがって、
緊張がほどけて、いつもの調子に戻っていく。

それにしても緊張というものは恐ろしい。
伸び伸びと集中できると、
試合はもっと面白くなるだろう。


幸いにして初戦は勝てた。

2011年7月9日土曜日

研究素材の宝の山

テレビでYouTubeの映像が観られる。
例えば、これまで観ることのできなかった、
ジャズマンの貴重な映像をたくさん観ることができる。
もちろん無料である。

埋もれていた貴重な映像を、
世界中のだれもが観られるようになったというこの現実は、
やはりすごいことである。
日本発ではあり得ないだろう。
著作権がどうだとか、肖像権がどうだとか、
そういった面倒な話に尻込みして先に進まない。

いつも黒船は外国からやってくるが、
この無料の貴重な映像群は、新たな資料を提供し、
世界中の若い研究者を狂喜させているに違いない。
宝の山である。

国際電子出版EXPO

「国際電子出版EXPO」と、
同時開催されている「東京国際ブックフェア」、
「教育ITソリューションEXPO」をのぞいてきた。
ゆりかもめで行く東京ビックサイトである。

いずれもたいへんな人出である。
それほど目新しいものがあるわけではなさそうだし、
直接ビジネスに結びつきそうな機会も少なそうだが、
お祭り的な雰囲気、面白さは十分に楽しめる。

お祭りは、開催することに意義がある、
行って、見ること意義があるのだ。
世の中を面白くする、ひとつの手段なのだ。

2011年7月6日水曜日

机の上のシンセサイザー

机の上にシンセサイザー(RADIAS)を置いた。
いつもはピアノ(CP80)の上に置いてあるが、
位置が高くて、操作するのが億劫である。
机の上なら、細かなツマミの調整も疲れない。

久しぶりに触ってみると、やはりシンセサイザーは面白い。
いろいろな音が出るし、いい音も出る。
RADIASはツマミがたくさんついているから
リアルタイムで音色変化を楽しめる。
一からの音作りも面白い。
音色が違うと、演奏の幅も広がるのである。

2011年7月5日火曜日

朝トマト

親戚のおじさんに、トマトをたくさんもらった。
市場に出せないトマトだから、
変形していたり、小さかったりする。
でも味は抜群だ。

小さくて赤くきれいなトマトばかりを集め、
きれいに洗って、ヘタを取り、冷蔵庫で冷やしておいて、
朝食代わりに食べることにした。

朝トマトの味は最高だ。
健康にもダイエットにも良い。
やせちゃうかも。

2011年7月4日月曜日

夏目漱石「こころ」

夏目漱石の「こころ」を読んでいる。
書棚にあった古びた角川文庫である。
220円。

とても面白い。
頭にスッと入ってくるし、味わい深い。
大学生の頃には分からなかった感覚だ。

だれにでも書けそうな錯覚を与えつつ、
だれにも書けない名作である。
この歳になって、やっと夏目漱石の良さが分かった。

2011年7月1日金曜日

ITの専門書は電子書籍で

IT関係の専門書、特に翻訳本の出版が減っている。
VM WAREの翻訳本などほとんど出ていない。
専門性が高く、部数が出ないため、出版社が敬遠するのだ。

これでは日本人技術者の能力が落ちてしまう、
と心配する人がいる。
次々と現れる新技術をキャッチアップしていくには、
日本語で書かれた書籍で、効率良く知識を吸収する必要がある。

そこで電子書籍である。
紙の書籍の場合、ある程度まとまった部数を作らないと、
どうしても元が取れない。
しかし、電子書籍なら、まとまった部数を作る必要はない。
ゆえにリスクが小さいし、ロングテイルな売れ行きでも、
倉庫代がかさむ心配もない。

英語で書かれたIT専門書を翻訳して、
電子書籍で売る事業は、
出版社、IT技術者の双方にメリットが大きい。

2011年6月29日水曜日

ダグとバオバブ

新宿の老舗ジャズ喫茶「ダグ(DUG)」に行った。
オーナーはジャズ写真家としても有名な中平穂積さんだが、
店には出ていなかった。
小さなスピーカーを大きめの音で鳴らしているが話はできる。

その後、新宿三丁目のソウルバー「バオバブ」に行った。
ふたつのターンテーブルを使ってアナログ盤をかけている。
ノリノリのソウルナンバーがゴキゲンだ。
琥珀色のラム酒「アプルトン」や「カイピリーニャ」も飲める。

2011年6月28日火曜日

切り口は新しいけど

新しいものを生み出すというのは、
素晴らしいことである。

しかし、

「切り口は新しいかもしれないけど、
 ぜんぜん面白くないよね」

なんて言われてしまうようではダメなのである。
詰めが肝心である。

本物のサーファー

日曜日に国道134号線をドライブした。
辻堂から江の島、鎌倉を経由して
逗子マリーナの辺りまでの海沿いの道である。

多少の渋滞はあったものの、車の流れはスムーズだった。
道路が整備されたからだろう。
これだったらまたドライブしてみようという気になる。

鎌倉の海にはたくさんのサーファーがいた。
なかなかいい波の立つ日で、
スピード感のあるライディングを見ることができた。

サーファーにはハッピーな笑顔を見せる人が多い。
自由に生きている雰囲気がある。
カッコだけのサーファーが減り、
本物のサーファーが残ったということだろう。

2011年6月27日月曜日

超上流工程の位置づけ

1)超上流工程 (ユーザ企業)
  ①システム化の方向性
  ②システム化計画

    ↓ <RFP(提案依頼書)>

2)上流工程 (ユーザー企業+IT企業)
  ③要件定義
  ④基本設計

    ↓ <外部仕様>

3)開発工程 (IT企業)
  ⑤詳細設計
  ⑥プログラム開発
  ⑦テスト

2011年6月23日木曜日

メロディは歌

ピアニストやギタリストが曲を作ると、
コード進行やバッキングに目が行って、
メロディが軽視されがちである。

サックスなどの管楽器奏者が作曲すると、
メロディが説得力を持っていて、
バンドで演奏しても面白いことが多い。

音楽の本質は歌である。

2011年6月21日火曜日

スキナタベモノハナニ?

父の日、高2の娘からメールが届いた。

「スキナタベモノハナニ?」

私は迷うことなく返信した。

「ヤキトリ」

それっきり、娘からの返信が途絶えた。
ヤキトリはレパートリーになかったようだ。