アナリティクス

2011年7月4日月曜日

夏目漱石「こころ」

夏目漱石の「こころ」を読んでいる。
書棚にあった古びた角川文庫である。
220円。

とても面白い。
頭にスッと入ってくるし、味わい深い。
大学生の頃には分からなかった感覚だ。

だれにでも書けそうな錯覚を与えつつ、
だれにも書けない名作である。
この歳になって、やっと夏目漱石の良さが分かった。

2011年7月1日金曜日

ITの専門書は電子書籍で

IT関係の専門書、特に翻訳本の出版が減っている。
VM WAREの翻訳本などほとんど出ていない。
専門性が高く、部数が出ないため、出版社が敬遠するのだ。

これでは日本人技術者の能力が落ちてしまう、
と心配する人がいる。
次々と現れる新技術をキャッチアップしていくには、
日本語で書かれた書籍で、効率良く知識を吸収する必要がある。

そこで電子書籍である。
紙の書籍の場合、ある程度まとまった部数を作らないと、
どうしても元が取れない。
しかし、電子書籍なら、まとまった部数を作る必要はない。
ゆえにリスクが小さいし、ロングテイルな売れ行きでも、
倉庫代がかさむ心配もない。

英語で書かれたIT専門書を翻訳して、
電子書籍で売る事業は、
出版社、IT技術者の双方にメリットが大きい。

2011年6月29日水曜日

ダグとバオバブ

新宿の老舗ジャズ喫茶「ダグ(DUG)」に行った。
オーナーはジャズ写真家としても有名な中平穂積さんだが、
店には出ていなかった。
小さなスピーカーを大きめの音で鳴らしているが話はできる。

その後、新宿三丁目のソウルバー「バオバブ」に行った。
ふたつのターンテーブルを使ってアナログ盤をかけている。
ノリノリのソウルナンバーがゴキゲンだ。
琥珀色のラム酒「アプルトン」や「カイピリーニャ」も飲める。

2011年6月28日火曜日

切り口は新しいけど

新しいものを生み出すというのは、
素晴らしいことである。

しかし、

「切り口は新しいかもしれないけど、
 ぜんぜん面白くないよね」

なんて言われてしまうようではダメなのである。
詰めが肝心である。

本物のサーファー

日曜日に国道134号線をドライブした。
辻堂から江の島、鎌倉を経由して
逗子マリーナの辺りまでの海沿いの道である。

多少の渋滞はあったものの、車の流れはスムーズだった。
道路が整備されたからだろう。
これだったらまたドライブしてみようという気になる。

鎌倉の海にはたくさんのサーファーがいた。
なかなかいい波の立つ日で、
スピード感のあるライディングを見ることができた。

サーファーにはハッピーな笑顔を見せる人が多い。
自由に生きている雰囲気がある。
カッコだけのサーファーが減り、
本物のサーファーが残ったということだろう。

2011年6月27日月曜日

超上流工程の位置づけ

1)超上流工程 (ユーザ企業)
  ①システム化の方向性
  ②システム化計画

    ↓ <RFP(提案依頼書)>

2)上流工程 (ユーザー企業+IT企業)
  ③要件定義
  ④基本設計

    ↓ <外部仕様>

3)開発工程 (IT企業)
  ⑤詳細設計
  ⑥プログラム開発
  ⑦テスト

2011年6月23日木曜日

メロディは歌

ピアニストやギタリストが曲を作ると、
コード進行やバッキングに目が行って、
メロディが軽視されがちである。

サックスなどの管楽器奏者が作曲すると、
メロディが説得力を持っていて、
バンドで演奏しても面白いことが多い。

音楽の本質は歌である。

2011年6月21日火曜日

スキナタベモノハナニ?

父の日、高2の娘からメールが届いた。

「スキナタベモノハナニ?」

私は迷うことなく返信した。

「ヤキトリ」

それっきり、娘からの返信が途絶えた。
ヤキトリはレパートリーになかったようだ。

2011年6月20日月曜日

ワクワクの本質(粒度の例示)

・人と話をする
・インタビューする
・書く
・自分の考えを伝える
・教える
・人前で話す
・コーチする
・弟子を育て上げる
・人前でやってみせる
・発明
・手で作る
・アイディアの交換
・雑多なものをまとめ体系化する
・設計やデザイン
・絵を描く
・遊ぶ
・仲介する
・相談に乗る
・問題を解決する
・子供の世話をする
・作戦を練る
・人を癒す
・直感で動く
・人に影響を与える
・議論を闘わす
・交渉する
・紛争を解決する
・人の役に立つ
・安全を守る
・決めたことを実行する
・調査する
・人を指導する
・チームを結成する
・イメージに描く
・実現する
・監督する
・バランスを保つ
・多くのことをテキパキと処理する
・調和させる
・啓蒙する
・環境保護
・野外キャンプ
・動物の世話をする


「ソース」(マイク・マクマナス)から引用

ラウンド・アバウト・ミッドナイト

セロニアス・モンクが作曲した
「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」を
ピアノで練習している。

ジャズ・バラードならではの独特な雰囲気が
たまらない魅力だ。
シンプルな音の組み合わせだけで、
何かを感じさせる、この力こそ芸術である。

2011年6月19日日曜日

塩らっきょう

今年も母が塩らっきょうを漬けてくれた。
まったく甘みのないドライな味付けだ。
サクサクとした歯ごたえと、らっきょう独特のうまみ。
日本酒との相性は抜群である。
こんなにうまいものがあるのである。
日本の食文化は奥が深い。

あわてんぼうの徳さん

親戚の集まりがあった。
昼間から宴会である。

余興で「あわてんぼうの徳さん」という
ミニ落語を読んでみた。
残念ながらあまりウケなかった。

落語を始める前の、笑う空気作りが
うまくいっていなかったからだろう。
芸で笑いを取るのは予想以上に難しい。
また挑戦してみようと思う。

2011年6月17日金曜日

松葉牡丹

10日ほど前、松葉牡丹の種をまいた。
いつ芽が出るかと毎日楽しみに見ている。
やっとひとつ小さな芽が出たが、
その後はひとつも出てこない。
代わりに、小さなキノコがふたつ!
梅雨で毎日雨ばかり降っているからだろう。

2011年6月16日木曜日

娘の早業

高2の娘は寝ぼすけである。
朝、ギリギリまで寝ている。
いよいよギリギリになって起きると、
いきなり制服を着て部屋から出てくる。
いったいどうやって着替えているのだろう?
まるで制服を着て寝ているかのような早業だ。

2011年6月6日月曜日

やる気の源泉

【やる気の源泉】

1)面白い(内的) 面白ければやる気が出る。(没頭する)
2)嬉しい(外的) 嬉しいとやる気になる。(ほめられる)


<面白要素>


<嬉しい要素>

2011年5月11日水曜日

面白種別

【面白種別】

1)仕事がはかどる面白さ
・意義
・没頭
・創造
・非日常
・連帯

2)知的好奇心をくすぐる面白さ
・発見
・理解

3)笑いを誘う面白さ
・予測を裏切る

4)どうなるか分からない面白さ
・ゲーム

2011年5月6日金曜日

面白工学

【面白工学】


1)面白要素
 (a)意義
 (b)没頭
 (c)創造
 (d)非日常
 (e)連帯
 (f)主体性
 (g)感受性

2)面白コミュニケーション
 (a)心の対話・交流
 (b)面白交流
 (c)ストローク

3)面白真面目リーダー
 (a)面白まじめ(面白いと厳しいを使い分ける)
 (b)あたきび(暖かく厳しい)
 (c)かんかん(まず感じて、それから考える)

4)面白モティベーション
 (a)やる気圧
 (b)やりがい
 (c)働きがい

成功/失敗を予測する指標

【成功/失敗を予測する指標】



公式: 成果=目的×能力×意欲×行動

1)目的・目標がしっかりしているか
2)能力のある人がアサインされているか
3)意欲的に活動する理由があるか
4)行動がともなう理由があるか

2011年4月21日木曜日

Project

【Project】

A temporary endeavor undertaken to create a unique product, service, or result

2011年4月19日火曜日

検討委員会を設置するメリット

【検討委員会を設置するメリット】

  1. リーダーが明確になる
  2. 外部コストを発生させる前にじっくり検討できる
  3. 十人十色の考え方をひとつに集約できる
  4. プロジェクトの目的・目標を明確にできる
  5. プロジェクトの範囲を明確にできる
  6. プロジェクトの実施内容を明確にできる
  7. 共通認識と明確な計画をもってプロジェクトの実行に移れる
  8. どうしても無理だと思ったら引き返すことができる