『料理酒は、食材の臭みを消したり、肉を柔らかくしたり、料理にコクや風味を出す役割があります。塩分を含んでいる料理酒は、食材に塩味をつけます。
みりんは、甘みがあり、料理に甘みとてりを出してくれます。
料理酒とみりんはどちらもお米のコク・うまみを料理に付けることができる調味料ですので混同しがちですが、味わいの違いとして料理酒は「塩味」、みりんは「甘み」をつける調味料です。』
『インドに掃除をしながら悟りを開いたお坊さんがいました。お釈迦様の愛弟子で周利槃特(しゅりはんどく)と言います。周利槃特は、物覚えが悪くて朝聞いたことも夜になると忘れてしまう有様でした。自分の名前も覚えられず、名前を背中に荷い、人に名前を聞かれると背中を指差し教えるほどでした。
周利槃特が亡くなった後、墓から名前のわからない草が生えてきました。周利槃特のお墓から生えてきたので、いつとはなしにその草を「 茗荷(みょうが)」(名を荷う)と呼ぶようになりました。茗荷を食べると、物忘れがひどく馬鹿になると言われるのも周利槃特の逸話からきたものです。』
『日本で働く外国人労働者は去年230万人を超え、12年連続で過去最多を更新したことが厚生労働省のまとめでわかりました。厚生労働省は「人手不足などを背景に外国人労働者が増加しているとみられる。特に医療・福祉や建設業の増加率が高くなっている」とコメントしています。』
ラーメンを作るときは、まず最初どんぶりにタレと香味油を入れ、そこに熱したスープを加えてよく混ぜ、最後に麺を投入する。
スープは、豚骨や鶏ガラ魚介系などからとるいわゆる出汁の意味。これだけだと出汁の旨みやコクはあっても味が付いていない。
タレ(かえし)は、スープに味をプラスする。元ダレなどと呼べれ、これが味の決め手となる。元ダレは、醤油や塩や味噌や香辛料などを用いて独自に作られる。スープ作りは公開しても、タレ作りは公開しない店が多い。これが分かると簡単に店の味を盗まれてしまうからである。