ラーメンを作るときは、まず最初どんぶりにタレと香味油を入れ、そこに熱したスープを加えてよく混ぜ、最後に麺を投入する。
スープは、豚骨や鶏ガラ魚介系などからとるいわゆる出汁の意味。これだけだと出汁の旨みやコクはあっても味が付いていない。
タレ(かえし)は、スープに味をプラスする。元ダレなどと呼べれ、これが味の決め手となる。元ダレは、醤油や塩や味噌や香辛料などを用いて独自に作られる。スープ作りは公開しても、タレ作りは公開しない店が多い。これが分かると簡単に店の味を盗まれてしまうからである。