神保町のジャズ喫茶「グラウアーズ(Grauers)」で、
セロニアス・モンクのLP『ミステリオーソ』を4枚見せてもらった。
モノラル盤とステレオ盤がある。
オリジナルはモノラル盤で、
ジャケット右側の「MONK」という文字が太い。
ステレオ盤の「MONK」の文字は細くて、雰囲気がまるで違う。
聴いたのはモノラル盤だが、素晴らしい臨場感である。
モノラルだってこんなにすごい音が出せるのだと感動する。
1958年の録音。
いったい何だってこんなにいい音なんだ。
ちなみに、「グラウアーズ」のレコード・プレイヤーは2台あって、
右側にはモノラル用カートリッジ、
左側にはステレオ用カートリッジが付いている。