アナリティクス

2011年9月8日木曜日

助けてほしいことはありますか?

上司: 「私に助けてほしいことはありますか?」
部下: 「特にありません」
上司: 「では目標は達成できるということですね」

設定された目標は高く、普通なかなか達成できない。
それなのに助けがいらないと言うのは、
何を助けてほしいか分からない、
ダメな部下ということになる。 

2011年9月7日水曜日

発光LEDとエネループ

発光LEDと、単三のエネループ2本で
単純なランプを製作し、
連続して何時間点灯し続けるか実験中である。

発光LEDのアノードに電池のプラス極、
カソードにマイナス極を接続する。

アノードとプラス極の間に抵抗を挿入し、
過電圧による破損を防止する。
抵抗は電力を消費するため電力効率が落ちるがやむを得ない。

あまり明るくないが、
まっ暗闇の中で正面から見ると、
少し離れていてもまぶしく感じる。

エネループを1本充電するのにかかる電気代は0.2円。
仮に1回の充電で1カ月連続点灯するとすると、
たったの4.8円で1年間つけっぱなしにできる。
(エネループの購入費用は除く)

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(実験結果)
単三のエネループ2本で、
ひとつのLEDランプをつけっぱなしにしたところ、
20日間(480時間)点灯し続けることを確認した。
20日目には、多少輝度が落ちていた。

<エネループ>
(0.2円×2個)÷480時間=0.00083円/1時間あたり
0.00083円×(9時間×31日)=0.23円/月
0.23円×2台=0.46円/月
0.46円×12カ月=5.52円/年

<5W電球>
0.1129円/1時間あたり
0.1129円×(9時間×31日)=31.50円

31.50円×12カ月=378円/年

<コスト削減額>
378円-31.5円=346.5円/年

2011年8月30日火曜日

JBL 4305H WX その2

スピーカー(JBL 4305H WX)の配置を変えた。
左右を大きく離して、壁に密着させた。

音の広がりがまるで違うのである。
音質がまろやかになった。
ぐっと良くなった。
また一歩いーぐるの音に近付いた。
このような調整で、オーディオの音が
大きく変わることを実感した。

JBL 4305H WXだが、
大きな音でないと、なかなか鳴らない。
理想的にはボリュームが9時、
少なくとも8時半は超えないと
いい音にならない。
JBLの楽器的特性だと思う。
ギターアンプのような感覚である。

2011年8月29日月曜日

パンジーが芽を出した

ついにパンジーが芽を出した。
まいたのが8月5日だから、20日間も経過している。
もうダメかと思い、片づける寸前であった。

種は不思議である。
いっせいに芽を出すのだ。
気温など発芽の条件を感知する機能があるからだろう。
センサーやトランジスタを組み込まなくても
あらかじめそのような能力を備えているのである。

植物栽培は、思った以上に面白い。

2011年8月26日金曜日

Windows7で「モヤモヤッ」とする

Windows7の、

[Windowsロゴキー]+[TAB]

で「モヤモヤッ」とする。

GRAUERS

神保町に、GRAUERS(グラウアーズ)という
ジャズ喫茶がオープンした。
マスターは「RIVERSIDE JAZZ RECORDS」を書いた
古庄紳二郎さんである。
リバーサイドレーベルのジャズ・アルバムが
すべて揃っている。
カウンターの向こう側に、オリジナル盤が
番号順に並べてあるのだ。
ちっちゃなLPもある。

(オーディオ・システム)
ターンテーブル: EMT 948
CDプレイヤー: STUDER 731
カセットプレイヤー: STUDER A 721
プリアンプ: McIntosh C200
パワーアンプ: McIntosh MC402
スピーカー: JBL 4333A

(場所)
場所の目印は、はなまるうどん。
はなまるうどんは駿河台下の交差点から、
お茶の水駅方面に向かって歩くと左手にある。
はなまるうどんの手前の斜めの路地を
少し入って右手のビルの2階だ。
入口はちょっと分かりづらいが、
入ってみれば、気軽ないい雰囲気である。

(営業時間)
13:00〜17:00 Coffee time
18:00〜23:00 Bar time
日曜休業

*昼間のコーヒーはお菓子付きで一杯630円

(住所)
〒101-0052
東京都千代田区神田小川町3-20-13
日比ビル2F
phone:03-5577-4826
http://www.grauers.jp/index.html

2011年8月25日木曜日

鮒ずし

ついに鮒ずしを食べた。
琵琶湖のホテルの土産コーナーで、
5切れほど入ったパックを発見したのだ(1,260円)。
10度以下に冷蔵保存ということで持ち帰れないので
ホテルの部屋で食すことにした。

発酵したご飯の上に、ガーゼのような布を敷き、
その上に薄くスライスした鮒ずしが置かれている。
卵入りだ。

それほどクセもなく、鮨だけに十分酸っぱくて、
発酵食品ならではの味わいがあった。
なれ鮨こそ鮨の起源、という話が十分納得できる味であった。

根本中堂と滋賀院門跡

比叡山延暦寺の根本中堂には、
1,200年消えたことのない不滅の法灯が3つ灯っている。
法灯は根本中堂のいちばん奥、内陣に収められている。
内陣の石敷きの土間は3メートルほど低い位置にあって、
闇の中に浮かび上がる3つの法灯は神秘的だ。
なたね油の消費量はなかなかのもので油断できない。
ちなみに燃料は菜種油で、現在は青森産を使用しているそうだ。


比叡山をおりると、すぐ滋賀院門跡(しがいんもんぜき)がある。
延暦寺の里坊を代表する門跡寺院である。
観光客も少なく、静かな佇まいだ。
縁側から眺められる庭は小堀遠州の作と伝わる。
これもまた素晴らしい。
きれい寂の面木躍如である。

2011年8月16日火曜日

Wiiで木っ端みじん

親戚の家に遊びに行った高2の娘が、
指を二針縫う怪我をして帰ってきた。

任天堂のWiiで遊んでいて
シャンデリアをアタックしたそうだ。
シャンデリアのカップのひとつが木っ端みじんになった。

こういう事故は、結構あるに違いない。
家の中でテニスのラケットを振るのもやめよう。

2011年8月11日木曜日

良いと感じる能力

ワシントン・ナショナル・ギャラリー展に行った。
モネ、マネ、ドガ、ゴーギャン、ゴッホ、セザンヌ、ルノアールなど、
印象派の作品を中心としたコレクションである。
有名な作品がたくさんあって、本物の素晴らしさを堪能した。
たいへん幸せな気分を味わった。

もうひとつ、驚くべきはメガネの威力であった。
裸眼だと間近にみる名作もぼんやりとした印象しかないのである。
本物はすごい!という感激がない。
ところがメガネをかけると、作品がシャープに迫ってきて、
ものすごい存在感を放つのである。

良いものを味わう能力というものがあるのだ。
五感が研ぎ澄まされていなければ、
良いものを良いと感じることができない。

「良いものを良いと感じる能力を開発する」
という視点は新しいかもしれない。

2011年8月9日火曜日

出版社の未来

電子出版の話題にこと欠かない今、出版社の将来を考えてみた。

目標は案外単純かもしれない。

(目標)
①読者が(お金をだしても)どうしても欲しいと渇望するコンテンツを提供する
②他者が提供しえないコンテンツを提供する
③コンテンツの存在を読者に知らしめる

(方法)
①読者のニーズを知る
②大資本がないと作れないコンテンツを提供する
③圧倒的な知識がないと作れないコンテンツを提供する
④畏怖すべき想像力がないと作れないコンテンツを提供する
⑤きらめく編集能力がないと作れないコンテンツを提供する
⑥内容が保障されているコンテンツを提供する
⑦プロモーションする

従来と何も変わらない。

2011年8月8日月曜日

JBL 4305H WX その1

自宅のスピーカーをJBL 4305H WXに換えた。
ベースの音とサックスの音が抜群に良い。
生きている人が演奏しているようである。
ピアノの音は癖が出てかなり硬い音だ。
ブルー・ノートのハードバップを聴くには良いが、
ECMの透明感あるサウンドは苦手かもしれない。

いずれにしろ、これまでのYAMAHAの古いスピーカーとは
比べ物ならない音の良さである。
これからいろいろな音源を聴くのが楽しみだ。

2011年8月5日金曜日

別の音楽

同じCDなのに、いーぐるで聴くジャズと
家で聴くジャズは、まるで別の音楽なのである。

あれ、どこかで聴いたことがあるなあ、
とジャケットを見てみれば、
なんだ、今朝聴いていたCDじゃないか。
それぐらいに違うのである。

小型でもいいから、家のスピーカーを
JBLに変えようと思う。

2011年8月4日木曜日

子供にジャズの良さを教える

ジャズが高齢者の音楽になりつつある。
ジャズ喫茶に行っても、
CDショップのジャズ・コーナーに行っても、
髪の白い男性がほとんどである。
彼らがさらに歳を重ねたら、
ジャズを聴く人がいなくなってしまうのではないかと、
大いに危惧するのである。

ジャズを聴く人がいなくなっても困らないと言えば、
確かにそれはそのとおりだが、
しかしあまりにもったいない話である。
ジャズは素晴らしい音楽なのである。
良さが分かるまでにはちょっと勉強が必要だが、
努力するだけの価値は十分にある。

日本には子供にピアノを習わせるという習慣がある。
ピアノは習えば弾けるようになるという分かりやすさがある。
ジャズを聴く耳を育てるという教育は、
成果が分かりにくい上に、クラシックと比べてイメージが良くない。

しかし、あきらめてはいけない。
ジャズを聴く人を育てていかなければならない。
ジャズは素晴らしい音楽なのである。

2011年8月3日水曜日

diskunion JazzTOKYO

diskunion JazzTOKYOに行った。

世界最大級のジャズ専門店として、
去年(2010年)の11月に開店した
CDやLP販売中心のジャズ専門店である。
JRお茶の水駅の新宿寄り改札から出てすぐだ。

世界最大級というからどれほど広いのかと思ったら、
2階の1フロアだけである。
まあこんなものかな、という広さであった。
ジャズファン全体のサイズを、改めて認識させられた。

ジャズで大儲けしようなどと思ってはいけないのである。
ジャズはマニアックなジャンルなのである。
ジャズの良さが分かる人は限られているが、
それはどの分野でも同じことだ。

2011年8月2日火曜日

フォアストローク安定方法②

体の軸を固定することで、
フォアハンドストロークが格段に安定する。

1)ネットに向かって前後の固定
踏み込んで軸を前に移動しない。軸の回転で打つ。

2)ネットに向かって左右の固定
膝を曲げて重心を下げ、下半身を安定させる。

3)上下の固定
膝を曲げたままの状態で打つ。伸び上がるのは打った後。

これらを実行すると、打つ時、ボールが止まって見える。

フォアストローク安定方法①

右手手首の内側(脈を取る側)が上を向くと、
ラケットヘッドが下がった状態でボールに当たり、
かつラケット面が上を向くためアウトする。

右手手首を手の甲が見える左いっぱいまで回して、
そのままスイングすれば、打点でラケットが水平となり、
かつ手首の角度が安定するため、
フォアハンドストロークは非常に安定する。

「右手手首を、時計の針の反対方向いっぱいまで回して」、
そのままスイングするのである。

2011年7月31日日曜日

護身の符

吉田松陰は門弟を友として対等に扱い、
長所を見つけてはほめ、決してしかることはなかった。
自尊心や自己重要感を持たせるためである。

松蔭はまた「余に一つの護身の符あり」として、
次の言葉を挙げている。

孟子曰く、

『至誠にして動かざる者は、いまだにこれあらざるなり』


(朝日新聞より 歴史研究家・河合敦)

2011年7月29日金曜日

ジャズとセックス

多様な表現の追究という意味において、
ジャズとセックスは同様である。

2011年7月28日木曜日

オーネット・コールマン

いーぐるの後藤雅洋さんが、
90年代、オーネット・コールマンにインタビューして
彼のハーモロディック理論について聞いた。

以下、コールマンの説明である。

「ハーモロディックは、演奏者も聴き手も、
自らのパースペクティブを変えることなく、
あらゆる方向へ自由に発想を変化させるための
コンセプトである。
音楽でいえば、誰か特定の人物が
リーダーとなるようなシステムではなく、
またメロディラインやテーマといった、
あらかじめ固定された音楽的要素が
演奏の規範となるものでもない」

さらに彼は述べた。

「私が歩いていると、口に草をくわえた人が
道端に立っていた。
その瞬間、私はその人を自分のステージに
迎えたいと思った。
なぜなら、その人物の在りように、
表現の多様性を見たからだ」

つまりこれがオーネット・コールマンの
考え方なのである。


「ジャズ喫茶のオヤジはなぜ威張っているのか」後藤雅洋(河出書房新社)より