餃子の「餃」とご飯の「飯」は、同じ食偏ではあるが形が異なる。なぜ形が異なっているかというと、本来食偏はすべて「餃」と同じ形だったが、1946年の当用漢字に選ばれた漢字が「飯」と同じ形の食偏に変更され、「餃」はそのまま変更がなかったからである。他に「餃」と同じ食偏を持つ漢字は、うどん「饂飩」、ききん「飢饉」の饉、まんじゅう「饅頭」の饅、せんべつ「餞別」の餞、あん「餡」等がある。