アナリティクス

2022年3月23日水曜日

佃煮が必要な理由

子供の頃、パンを口の中で噛み続けると、唾液がでんぷんを糖に分解して、甘みが感じられるようになる、という実験をした記憶がある。先日、PCR検査を受け、唾液を絞り出すのにたいへん苦労した。歳をとると唾液の量が減るらしい。白いご飯を食べた時、唾液がたっぷり出る人と、ほとんど出ない人では、ご飯の味が違うであろう。唾液が少ない私が食べているご飯の味は、甘みが少ないはずである。だから、おしんこでは物足りなくて、佃煮の甘みが必要になるのだ。