佃煮は、しょう油と砂糖で甘辛く煮付けた日本の食べ物。当初は小魚や貝類の塩煮であったものが、しょう油で煮付けられるようになった。保存性の高さと価格の安さから江戸庶民に普及し、明治時代には西南戦争、日清戦争、日露戦争で軍用食として大量に生産された。