アナリティクス

2019年10月29日火曜日

界面活性剤が汚れを落とす仕組

界面活性剤には「浸透作用」「乳化作用」
「分散作用」という3つの作用があり、
それらが総合的に働いて汚れを落とす。

(浸透作用)
界面活性剤を入れると界面張力が下がり、
繊維の表面と水がなじみやすくなるため、
繊維の中に水が簡単に入る。

(乳化作用)
界面活性剤を入れると、
界面活性剤の親油基が油の粒子を取り囲み、
親水基が外側に並んで水と油が混ざり合う。

(分散作用)
界面活性剤を入れると、たとえば煤の粒子は
界面活性剤の分子に取り囲まれて水中に分散する。