庭の木の葉が、枯れたような茶色に変わって、
どうしたことかと思っていたら、
「これは台風15号による塩害」だと教えてくれた人がいた。
台風の風が、海の塩を運んできて、
植物などを枯らすのである。
ベランダのマリーゴールドが
台風のあと萎れてしまったのも、
強い風で幹が折れたわけではなく、
塩害によるものだったようだ。
そういえば同じ頃、パンジーの芽も元気がなくなっていた。
台風の南風が吹き付けない
物陰に置いてあった植物はいたって元気である。
これもまた塩害を証明する現象だ。
台風の翌日、物干し竿を雑巾で拭くと、
ざらざらと白いものがいっぱい付いていたらしい。
それほどに台風の風は、塩をいっぱい運んでくるのだ。
今年はけやき並木がきれいに紅葉することはないそうだ。
けやき並木は海から4キロ以上も離れている。