萩(はぎ)と似た字に、荻(おぎ)がある。荻はススキにそっくりな植物で、簡単には見分けられないほど似ている。
(ススキと荻の見分け方)
小穂(しょうすい)の先から1本長い針状の毛が伸びている「芒(のぎ)」があるのがススキ。荻には芒がない。穂の1本をつまんで曲げてみると、ススキの方は芒がピンと立ち上がって見える。
また、ススキは束生(そうせい)といって株がまとまって束のように出るのに対して、荻は地下茎があって1本ずつ地面から伸びる。ススキは乾いた場所に多く、オギはどちらかというと湿り気のある場所に多いという特徴もある。