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2024年9月27日金曜日

俳句の誕生

『俳句という文学の定義が誕生したのは明治時代ですが、江戸時代にはすでに俳句のもとである「俳諧(はいかい)」が存在していました。俳諧とは、連歌から派生したもので、一首の短歌の上の句(五・七・五)と下の句(七・七)を二人以上で詠み合い、繋げていくものです。そのため、三大俳人が残した名句は、正確には「俳句」ではなく「発句」という俳諧の最初の一句目(五・七・五)です。明治時代になり、「発句」を「俳句」と呼ぶようになり俳句が誕生しました。』