アナリティクス

2020年10月16日金曜日

論述の型

  1. 私は、〇〇と考える。
  2. 確かに、△△という考え方もある。しかし、○○である。
  3. なぜなら、……だからだ。
  4. このようなわけで、私は〇〇と考える。

2020年10月15日木曜日

斑入り(ふいり)のマサキ

緑色の葉に、白や黄色の模様が入っているものを、斑入り(ふいり)という。

マサキにも斑入りがあって、葉の縁に不規則な白斑が入るギンマサキ、葉の中央に黄斑が入るキンマサキ、葉の縁に黄斑が入るキフクリン(黄覆輪)マサキ、若葉の葉の全体に黄斑が入るオウゴンマサキがある。

2020年10月14日水曜日

鉄は水と酸素で錆びる

金属鉄は鉄原子と自由電子から構成されています。鉄が水に触れると、鉄の表面がイオン化されて第一鉄イオンを溶出します。この時、同時に水中に溶存している酸素により自由電子が放出されて、水酸基イオンが生じます。この水酸基イオンと第一鉄イオンによる反応により、水酸化第一鉄の白い錆が生成します。

Fe(2+)+2OH(-) → Fe(OH)2

そして、この水酸基第一鉄が、水中に溶剤している酸素で酸化されて含水酸化第二鉄を生成し、黄褐色のさびが生じます。

 → Fe(OH)3

このように、鉄は水と酸素により腐食されて錆びるのです。

2020年10月13日火曜日

利益衡量(りえきこうりょう)

法的な解釈を妥当なものとするため、当事者や利害関係人の利益、公益などを比較して釣合をとること。
(広辞苑)

2020年10月12日月曜日

昆虫と中性洗剤

昆虫は身体に20個所ほどある気門から空気を取り入れ、気管という体じゅうに張り巡らされた空気の通り道を通して全身の細胞に酸素を取り入れる。不要になった二酸化炭素もこの気管を通して気門から排出される。だから赤血球はいらない。

気門の入り口には、細かい毛がたくさん生えていて、水をはじいて気管に入らないようにしているが、すべての気門に水が入ったら、窒息して死んでしまう。中性洗剤をかけると昆虫が死んでしまうのは、界面活性剤の働きによって、気門に水が入り込むからだ。

2020年10月11日日曜日

トラベルコイルヒーター

書斎でレギュラーコーヒーを淹れてみようと思ったが、アウトドア用のガスコンロの火を使うのは危険な感じがする。そこでトラベルコイルヒーターを買ってみた。水を入れたコーヒーカップの中に、電気で発熱するコイルを直接入れてお湯を沸かす原始的な道具である。10分強で沸騰に近い温度になる。その湯を使ってレギュラーコーヒーを淹れてみた。熱くておいしいコーヒーができた。220V用の器具だが、100Vでも十分使える。軽くてかさばらないのもいい。

2020年10月10日土曜日

台風の上陸数

 

南下する台風

台風14号は、右に曲がり続けて、ついには南下しそうだ。珍しい進路である。


2020年10月9日金曜日

ばんじゅう

厨房で使う重ねられる箱のことをばんじゅうという。いまはプラスチック製がほとんどだが、以前は木でできていた。ばんじゅうのばんは「代わり番こ」のばんで、じゅうは「重箱」のじゅうである。代わり番こに行ったり来たりする重箱という意味だ。

2020年10月8日木曜日

入眠の工夫

入眠の工夫の基本は、体温を上げることである。体温が下がっていくときに寝つきがよくなり、体温が上がっていくときにはなかなか寝つけない。体温が下がっていく落差が急激であるほど寝つきもいい。
(堀 忠雄) 

2020年10月7日水曜日

家財の処分は100万円

例えば、歳を取って家を引き払い、老人ホームに引っ越すようなときには、家財をすべて処分する必要がある。家財を大型ごみとしてひとつひとつ処分するならそれほどお金もかからないが、全部まとめて処分する場合には廃棄業者に頼むこととなり、聞いたところによると100万円ほどかかることもあるそうだ。手間は省けるが、お金はかかる。いらないものは日頃からできるだけ処分しておくほうが良い。

2020年10月6日火曜日

感情は認知で決まる

論理情動理論の基本原則は、人間の感情を決めるもっとも重要で直接的な要因が認知であるということです。つまり、「考えていることを感じている」のです。私たちがいい気分になったりいやな気分になったりするのは、できごとや他者のせいではありません。「認知」によって、自分自身でそういう気分を作り出しているのです。ふだんは気づかないのですが、自分の感情の脚本を自分自身で書いているようなものです。
(ワレン/デジサッピ/ドライデン)

2020年10月5日月曜日

次亜塩素酸ナトリウムの分解

ハイターに含まれる次亜塩素酸ナトリウムは、塩と酸素に自然分解する。常温でも徐々に自然分解するが、日光特に紫外線や温度上昇により分解は促進する。

(次亜塩素酸ナトリウムの自然分解)
NaClO → NaCl+O

2020年10月4日日曜日

立憲主義と民主主義

『この「人間の安全や命を侵してはならない」という原理を、社会の決まりの基本として確保しておかなければならない。そうでないと、民主主義という名の下に「全体の利益のためだ」と言って、やたらと個人の犠牲を要求するような政治体制がすぐできあがってしまう。だから、「生命の尊厳」や「所有権」を基本法の中で不可侵の権利として決定して、なるべく変えられないような制度にしておく。こういう考え方を、法学では「立憲主義」と言う。つまり、我々が普通「民主主義」の基礎だと思っている「人権の概念」は民主主義や多数決とは関係なく、むしろ「立憲主義」から来ているのである。』
(吉岡友治)

2020年10月3日土曜日

犬歯の使い道

糸切り歯とも呼ばれる犬歯は、いわば牙であり、他の歯に比べ根が非常に深く丈夫だが、普段意識をして使うことはない。その犬歯の有効な使い道を発見した。

井村屋のアイスクリームにあずきバーがある。おいしいのだが、冷凍庫から取り出したときにはとにかく固い。前歯で強く噛んでもなかなか砕けない。井村屋の商品説明にも「固く凍っているため、歯を痛めないようにご注意ください。」と書いてあるくらいだ。

そのあずきバーを犬歯で噛んでみたら、いとも簡単に砕くことができた。あっけないぐらいだ。あずきバーは犬歯で砕け。

2020年10月2日金曜日

シェイカーから酒を垂らさない

シェイカーから酒をグラスに注ぐとき、いつも酒がこぼれて困っていた。注ぎ終わるときに、酒がシェイカーの口から本体を伝ってテーブルに垂れるのだ。

垂らさない方法があった。注いでいるシェイカーの口の高さを維持したまま、くるっと回しつつ底を下げて、立った姿勢にするのである。ちょっと練習が必要だが、この方法でシェイカーから酒を垂らさずにグラスに注ぐことができるようになる。

2020年10月1日木曜日

判断と説明

『川島先生自身は「すぐれた法学者は、背後に帰納論をもちつつ、しゃべるときは演繹論でしゃべる」と常に言っておられた。』
(後 正武)

2020年9月30日水曜日

フォアの左手は奈良の大仏の手

壁打ちテニスをやっていて、フォアハンドストロークの打球を安定させるコツをつかんだ。左手である。左手の肘の着地点が重要だ。肘が腰に当たるように着地する。手のひらは上を向き、奈良の大仏の左手と同じような形になる。

左手の肘の着地点がいつも同じ場所になると、左肩の上下の位置もいつも同じになるから、肩全体がいつも水平を保ちながら回転するようになる。それが理由でストロークが安定するのだと思う。ストロークの強弱を変化させても、コースは変わらない。

ちなみに、奈良の大仏の左手は「与願印(よがんいん)」と呼ばれ、相手の願いを聞き届けようという姿勢を表しているそうだ。

2020年9月29日火曜日

チャボヒバのもみ上げ

6月に剪定したチャボヒバの木全体が茶色っぽく見える。葉の一部が枯れたからだ。そこでもみ上げを行った。一本一本、上から下まで、手袋をした両手でくしゃくしゃと葉をもんでやると、枯葉がバラバラと落ちる。もみ上げが終わったあとのチャボヒバは元気な葉だけが残るので、木全体がきれいな緑色になる。

2020年9月28日月曜日

チタンカップでも唇が熱くない

チタンは軽くて、重さはステンレスの60%である。チタン製のマグカップがアウトドアで人気があるのも分かる気がする。

そのチタン製のマグカップでコーヒーを飲んだら、飲み口が熱くて唇を火傷しそうになった。そこで、コーヒーを入れる量をマグカップの飲み口から3cmほど下に減らしてみた。すると、飲み口は全然熱くならず、気持ち良くコーヒーを楽しむことができた。チタンは熱伝導率が低いから、その特徴も一役買っているかもしれない。