「開張足とは、5本の指のつけ根を横に結ぶアーチの形が崩れて、足の指が横に広がってしまう状態のことです。
自分の足が開張足かどうかは、足裏のタコの状態で判断できます。 足裏の第二趾や第三趾のつけ根にタコがある場合は、横アーチがつぶれて、そこに強い圧力がかかっている証拠です。 開張足の症状は、前足部(足の前の部分)の痛みと幅広い足の変形です。
症状が軽いうちならひも靴をきちんと結んで履くだけでもテーピング法と同じような効果が得られます。靴のかかとに足のかかとをきっちり合わせます。
テーピング法は、アーチの崩れを防ぐために有効です。まず3cm幅程度のテープを用意し、土踏まずからMP関節(足の指のつけ根)にかけてを起点として巻き始めます。足の親指と小指のつけ根を引き締めるように、そのまま3~4回巻きます。こうすることで、落ちた横アーチを補正する効果があります。」