カブラヤガ、タマナヤガなど茎を食害するヤガ(夜蛾)の幼虫の総称。一見すると根を切られたように見えるためネキリムシ(根切虫)と呼ばれている。
幼虫の状態で土の中で越冬し、暖かい地方では早春から活動し年3~4回発生。卵は一個ずつ葉に産み付けられ、ふ化直後は葉を食害しているが、単独なため虫も被害も目立たない。大きくなると昼間は土中に隠れ、夜間に茎を食害する。