masanorimitake
アナリティクス
2012年5月4日金曜日
金魚の目
金魚の目は、顔の側面に付いている。
人間でいえば、ちょうど耳の前あたりだろう。
ぼくの目がもし耳の前に付いていたら、
世界はどのように見えるだろう。
正面は見づらいが、左右はよく見えそうだ。
読書はしづらいだろうな。
だから金魚は本を読まないのだ。
さっきから金魚がぼくを見ている。
正面もちゃんと見えているようだ。
今も金魚はぼくをじっと見つめている。
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