中国では阮(ruan)という月琴に似た弦楽器が
よく演奏されているようだ。
小阮・中阮・大阮・低音阮の4種類がある。
阮のボディは月琴のように丸いが、
ネックにはピーパーのようにフレットがたくさんあって、
半音階が演奏できるものと思われる。
4弦だが演奏法はギターに近い。
現在の中国では、弦楽器として、
琵琶(ピーパー)と阮(ルーアン)が、
よく使われる楽器としてあるようだ。
アナリティクス
2012年12月23日日曜日
ディジュリドゥとタンプーラ
ディジュリドゥはアボリジニの伝統的な管楽器である。
音色はうねるように変化するが、音程はほぼ一定。
タンプーラとそっくりなのである。
ディジュリドゥは管のドローン、
タンプーラは弦のドローンである。
「ビヨービヨー」という低い音を
循環呼吸で切れ目なしに延々と出す。音色はうねるように変化するが、音程はほぼ一定。
タンプーラとそっくりなのである。
ディジュリドゥは管のドローン、
タンプーラは弦のドローンである。
ラベル:
音楽
2012年12月22日土曜日
ウードとリュート
ヨーロッパの「リュート」という楽器は、
アラビアの「ウード」から派生したそうだ。
リュートとウードは形状がそっくりだが、
大きく違うのはフレットの有無である。
リュートにはフレットがあるがウードにはない。
大雑把に言えば、ウードにフレットを取り付けたのが、
リュートと言っていいかもしれない。
リュートはヨーロッパの楽器であるから、
12音階で演奏される。
ゆえにフレットが付いていても問題ない。
一方、ウードはアラビア音楽を演奏する。
アラビア音楽は12音階では割り切れない
微妙な音程を使う。
フレットを付けてしまうとその微妙な音程を
表現しづらくなるのである。
ゆえにフレットなしのまま現在に至っていると考える。
アラビアの「ウード」から派生したそうだ。
リュートとウードは形状がそっくりだが、
大きく違うのはフレットの有無である。
リュートにはフレットがあるがウードにはない。
大雑把に言えば、ウードにフレットを取り付けたのが、
リュートと言っていいかもしれない。
リュートはヨーロッパの楽器であるから、
12音階で演奏される。
ゆえにフレットが付いていても問題ない。
一方、ウードはアラビア音楽を演奏する。
アラビア音楽は12音階では割り切れない
微妙な音程を使う。
フレットを付けてしまうとその微妙な音程を
表現しづらくなるのである。
ゆえにフレットなしのまま現在に至っていると考える。
2012年12月21日金曜日
2012年12月20日木曜日
2012年12月19日水曜日
2012年12月18日火曜日
2012年12月17日月曜日
2012年12月16日日曜日
ドローン
シタール奏者のラヴィ・シャンカールが
トリオで演奏している映像がある。
「シタール」「タンプーラ」「タブラ」という
3つの楽器による編成である。
ここで使われているタンプーラという楽器が面白い。
4弦で形はシタールに似ているが、
フレットや指板がないのである。
いつも解放弦をつま弾くだけで演奏する。
セットされている音程は単純だ。
第 1弦:G
第 2弦:C
第 3弦:C
第 4弦:C(Lower)
ルート音と5度の音だけを、
ずーっと「ビヨーン、ビヨーン」と鳴らしていて、
これをドローンと呼ぶらしいが、
その通奏低音のようなドローンの上に、
シタールがメロディを乗せて聞かせるというわけだ。
音楽はタンプーラの音程にしばられていて、
西洋音楽でいうところの転調はできない。
永遠に続くような曲想が多いのは、
ドローンにしばられているからであろう。
トリオで演奏している映像がある。
「シタール」「タンプーラ」「タブラ」という
3つの楽器による編成である。
ここで使われているタンプーラという楽器が面白い。
4弦で形はシタールに似ているが、
フレットや指板がないのである。
いつも解放弦をつま弾くだけで演奏する。
セットされている音程は単純だ。
第 1弦:G
第 2弦:C
第 3弦:C
第 4弦:C(Lower)
ルート音と5度の音だけを、
ずーっと「ビヨーン、ビヨーン」と鳴らしていて、
これをドローンと呼ぶらしいが、
その通奏低音のようなドローンの上に、
シタールがメロディを乗せて聞かせるというわけだ。
音楽はタンプーラの音程にしばられていて、
西洋音楽でいうところの転調はできない。
永遠に続くような曲想が多いのは、
ドローンにしばられているからであろう。
ラベル:
音楽
2012年12月15日土曜日
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