アナリティクス

2021年3月31日水曜日

酒に弱くなったとは

歳を取って酒に弱くなった、というのはよく聞く言葉だが、これは飲める酒の量が減ったという意味ではない。飲むのは今までと同じように飲めるが、翌日確実に具合が悪くなる、という意味なのである。

若いころは10飲んでも翌日爽快だったものが、歳を取ると8でも翌日具合が悪くなり、6でも翌日具合が悪くなり、しまいには半分の5より少なくても翌日具合が悪くなるという意味なのだ。

酒飲みは翌日具合が悪くなってもたいがい平気を装うが、歳を取った酒飲みが大酒を飲んだ翌日は、具合が悪いに決まっている。だから、二日酔いとは言わないが、機嫌は悪いのである。