アナリティクス

2013年1月27日日曜日

「集中」つかんだり

テニスのゲームでは、「集中」しなければならない
重要な場面というものがある。

こういったとき、心の中で「集中、集中」と
何度もつぶやいてみたりするわけだが、
具体的に集中すべき対象が決まっているわけではない。
ただ、「集中、集中」と念じるのみである。
これでは効果がない。

「集中」するには具体的な対象が必要である。
テニスにおいて「集中」しなければないとき、
具体的な対象は何であろうか。
それは「ボール」である。

相手が打ったボールがこちらに飛んでくる。
ボールに「集中」する。
具体的にはボールをよく見る。
ずっとボールを見続ける。
目の前にボールが飛んでくるまで見る。
自分のラケットにボールが当たるまで
ボールから目を離さない。
ボールに「集中」である。
意地でも目を離さない。

ボールを打った後は野となれ山となれ。
どこに飛んで行こうが構わない。
ただし、ボールがラケットに当たるまでは
絶対にボールから目を離さない。
それがテニスにおける「集中」である。