実質賃金が増えても、税金や社会保険料で引かれる額が増えれば、手取りは増えない。
(名目賃金と実質賃金)『名目賃金は、労働者が実際に受け取る金額を指します。これは給与明細に記載されている額面金額であり、税金や社会保険料を差し引く前の金額です。一方、実質賃金は、この名目賃金を物価変動で調整したものです。 つまり、名目賃金を物価指数(通常は消費者物価指数)で割ることで算出されます。』