カラスが目の前で行水をした。浅い池の中に入って、バシャバシャと水を浴びたのである。
行水は3回に分けて行われた。1回目は3秒ほどで、いったん池から上がってちょっと休んだ。2回目は5秒ほどで再び池から上がってちょっと休んだ。3回目は10秒ほどかけての本格的なものでたっぷりと水を浴びた。池から上がるとどこかに飛んで行った。ひと風呂浴びてすっきりした様子だった。
絵に描いたようなカラスの行水を見て、たいへん愉快な気分になった。
ツツジは花びらのような形に広がった複数の葉の中央部先端にひとつだけつぼみを付けるが、そのひとつのつぼみから3つの花が咲く。だから、思ったよりもずっとたくさん花を付けて、木全体をカラフルに彩るのである。
夕飯の標準メニューを開発することにした。主菜だけ決めれば、副菜、付け合わせ、スープ、サラダなどが自動的に決まる仕組みだ。
あれこれ考えても、結局いつも同じような料理になってしまうので、標準メニューを決めることで、かえっていろいろな料理を楽しめることになると思う。 メニューさえ決まっていれば、料理はかなり簡単になる。材料を買って、作るだけだ。
チャボヒバに雨水をやるために作った潅水設備だが、雨がたくさん降ると、水道メーターの箱の中に雨水が流れ込むという不具合があった。そこで、コンクリートの一部をレンガ工事用の金槌で叩いて削り、排水溝を作った。作戦は見事に成功。雨が降ってチャボヒバの下の溝を流れた水は、最終的に排水溝から外に流れ出すようになり、水道メーターの箱の中に雨水が流れ込むことはなくなった。排水溝はそれほど幅がないので、大雨の時には排水が追いつかないだろう。そんなときには水道メーターの箱の中に雨水が流れ込むが、あとでメーターをきれいに洗っておけばいい。